中学生男女
2005年 11月 28日
第391回 <in旭川>
11月25日(金):指導者向け講義
11月26(土)~27(日):実技・・・(旭川選抜男子、旭川選抜女子ほか)
参加者:指導者60名、生徒150名(★受講者累計 53,610名)
<熱~い北海道>・・・
沖縄から直行みたいなもので空港についたらマイナス2度、一面雪景色・・・でも熱い、熱い3日間の講習会でした。遠くは稚内のすぐ近くにある豊富中学校から根塚先生、そして枝幸中学の吉岡暁先生は4時間もかけて参加してくださり、札幌から三上先生、岩見沢から平井先生も参加してくださいました。今回の実技は旭川選抜の男女を中心に、実戦向きのクリニックもまじえ多彩なメニューを披露。特に強打レシーブ(*1)の仕方に注目! 今までの発想を全面破壊して・・・・(チームのバタバタ感覚を減少させるため)、具体的な練習に時間を使いました。選抜チームに選ばれている1年生の急速な成長に驚きと同時に今後の成長がとても楽しみですが、自然体バレーに取組んでいる永山中学、永山南中学の選手の動きもかなりの成長を見せてくれていました。自然体バレーの普及がここ半年で急速に北海道に広がっているのはなぜでしょうか????私も分かりません。でも嬉しい限りです。講習会へのアシスタントとしての参加も増えてきました。アシスタントとしてよりも勉強が中心ですがどんどん参加してください。歓迎します。
<*1>・・・相手攻撃に対するレシーブフォーメーションと処理の仕方のこと・・・。選手も指導者もとても一生懸命頑張っているのだが、僕には練習や試合の目的意識が見えないことを指摘。2セットのゲームの好評では「あなた達は幻相手にバレーボールしているのでは・・」とコメントしました。つまりレシーブはセッターにピンポイントで返すことが最大の勲章であるかのごとく・・・・しかし、この思い込みが全て自滅の序曲の始まりであり、レシーブ練習そのものが「何が何でもボールをあげる、セッターに返す!」この2点がドタバタ喜劇、セッターの運動会の始まりであると指摘。無茶苦茶に力を入れて頑張らせることで充実感を感じる指導者の錯覚を排除すること・・・。ダメなんです。力が抜けないと動けないことを知ることです。ここから打たれたボールはこのように位置してこのように動き、この軌道でココに返球・・・なぜならば・・・・というのが大事。一本のレシーブボールの方向と軌道を教える具体的な指導がなされていないということ。つまり、指導者は選手を頑張らせることにばかり考えていないで具体的な「事」を起こさせることが必要ではないのか!これが求められる「指導力」だと思うのですが読者の皆さんはいかがでしょうか?選手が具体的に動けるための体の使い方、しかも故障しないで技術を習得できるトレーニングドリル、技術ドリル・・・・そのドリルはどのような理論背景でなされているのか・・・などなど、科学的に理系的に、そして系統的に考えて指導する必要性を説いたのですがどれほど伝わったかは次回(来年の8月1~3日予定)にお会いするまでの楽しみにとっておきます。講習会に参加される方は辛らつ辛口コメントを覚悟してきてくださいね。
この写真は何を練習している場面でしょうか?
11月25日(金):指導者向け講義
11月26(土)~27(日):実技・・・(旭川選抜男子、旭川選抜女子ほか)
参加者:指導者60名、生徒150名(★受講者累計 53,610名)
<熱~い北海道>・・・
沖縄から直行みたいなもので空港についたらマイナス2度、一面雪景色・・・でも熱い、熱い3日間の講習会でした。遠くは稚内のすぐ近くにある豊富中学校から根塚先生、そして枝幸中学の吉岡暁先生は4時間もかけて参加してくださり、札幌から三上先生、岩見沢から平井先生も参加してくださいました。今回の実技は旭川選抜の男女を中心に、実戦向きのクリニックもまじえ多彩なメニューを披露。特に強打レシーブ(*1)の仕方に注目! 今までの発想を全面破壊して・・・・(チームのバタバタ感覚を減少させるため)、具体的な練習に時間を使いました。選抜チームに選ばれている1年生の急速な成長に驚きと同時に今後の成長がとても楽しみですが、自然体バレーに取組んでいる永山中学、永山南中学の選手の動きもかなりの成長を見せてくれていました。自然体バレーの普及がここ半年で急速に北海道に広がっているのはなぜでしょうか????私も分かりません。でも嬉しい限りです。講習会へのアシスタントとしての参加も増えてきました。アシスタントとしてよりも勉強が中心ですがどんどん参加してください。歓迎します。
<*1>・・・相手攻撃に対するレシーブフォーメーションと処理の仕方のこと・・・。選手も指導者もとても一生懸命頑張っているのだが、僕には練習や試合の目的意識が見えないことを指摘。2セットのゲームの好評では「あなた達は幻相手にバレーボールしているのでは・・」とコメントしました。つまりレシーブはセッターにピンポイントで返すことが最大の勲章であるかのごとく・・・・しかし、この思い込みが全て自滅の序曲の始まりであり、レシーブ練習そのものが「何が何でもボールをあげる、セッターに返す!」この2点がドタバタ喜劇、セッターの運動会の始まりであると指摘。無茶苦茶に力を入れて頑張らせることで充実感を感じる指導者の錯覚を排除すること・・・。ダメなんです。力が抜けないと動けないことを知ることです。ここから打たれたボールはこのように位置してこのように動き、この軌道でココに返球・・・なぜならば・・・・というのが大事。一本のレシーブボールの方向と軌道を教える具体的な指導がなされていないということ。つまり、指導者は選手を頑張らせることにばかり考えていないで具体的な「事」を起こさせることが必要ではないのか!これが求められる「指導力」だと思うのですが読者の皆さんはいかがでしょうか?選手が具体的に動けるための体の使い方、しかも故障しないで技術を習得できるトレーニングドリル、技術ドリル・・・・そのドリルはどのような理論背景でなされているのか・・・などなど、科学的に理系的に、そして系統的に考えて指導する必要性を説いたのですがどれほど伝わったかは次回(来年の8月1~3日予定)にお会いするまでの楽しみにとっておきます。講習会に参加される方は辛らつ辛口コメントを覚悟してきてくださいね。
by kusanokenji
| 2005-11-28 18:00
| ■講習会リポート