第2956話・・・バレー塾in静岡21
2019年 09月 25日
第1094回バレー塾

第21回 自然体バレー塾 In 静岡 杉山
今回一日のみ、参加させていただきました。迷って、調整してみますとの、私の言葉に、それは無理できるってことや、無理できることは無理やない、決断や!と言ってくださり、
背中を押してくださった草野先生。急なのに受け入れてくださった岡田先生ありがとうございます。
今回の初日は座学!なぜ私が、届くところまでは足を運ぶのか?実は今日の帰ってからの他校とのゲーム練習でよく分かりました。
自分の頭が整理されること。
選手のプレイの迷いに、私自身がイライラしない。
これは、これだけ長く自然体と関わっていても、つい、矢印が選手に向かってしまいます。
それが、先生と会って、話を聞いて、その仲間と飲んで交流すると、それがなくなっていくんです。
今日も、ゲーム練習で、セッターが迷ったポジショニングや迷ったトスで、結局チームがピンチに陥ってしまい、崩れてゆくというシーンがありました。
その場面で、つい、セッターに、苦言を言ってしまって後で、後悔することが多いのですが。今回は、さあ、どうする?バタバタして、落ち着かないよね。どうしようか?
じゃあ、次は全員で、ライトサイドを狙って崩して、チャンスボールが来たら勝負しよう。という風に、チームのやるべきことを決めて指示することが出来ました。
その指示が正しいかどうかが問題ではなくて、チームの向かう方向を決めてチャレンジするという風に変えることが出来たのです。それまでは、つい、ミスをした選手に苦言を言ったり、嫌みなことを言ってしまうこともあったのですが、自分に矢印を向けて、考える。方向を決めるということが出来たように思いました。少し違うかもしれませんが…
目的は、全員で同じ意識をもってプレイすることでした。
今度は自分たちでも考えて話してみようという風に進みます。
これが、実は、今回の座学の質問で、最初は選手も自然体メニューで練習をやるのだけれでも、だんだん、やらなくなってしまって、どうすれば維持して練習に取り組めるのか?といったものがありましたが、まさ私は私の心がそれで、未熟な自分を感じます。
それが、ライン研修での復習によって、何度も引き戻されているというのが現状です。特に
この私自身の心の問題は、座学を聞くこと、草野先生や自然体の仲間に会うことで、正しい道に引き戻されます。だから、何度も足を運ぶのだな、と感じます。
悩める指導者の皆様、未熟な心で選手を傷つけてしまうと感じている皆様、何度も何度も足を運んで、会って、勉強して仲間との時間を共有することで、きっと道が開けると思います。少なくとも私はそうです。(私だけかな…)
今回の座学は、また自分自身、襟を正すことにもなりました。
★自分の教える種目について、調べる、勉強するのは当たり前。
20年30年後の選手を(人間を)育てるのが指導の本質。
部活動で得られる力を、世の中は求めているのではないのか?
選手の健康と未来と幸せを常に考える
これをなくしてしまえば人間ではなくなる、40歳で元気になるための基礎を!
★令和のバレー
自分で判断して行動する 自立
入力する接触や、体験が少ない現代。刺激の入力を大事に!
指導者は選手にブレーキをかける
なぜならば、けがをさせないため、健康と未来のため。
ケガするまで追い込むなんてありえない。指導者の役割自体が違う。
科学的 理論的 実証できる 検証済み 再現できることが必要!!
原理があれば応用が出来る。良いイメージを見せる。だからライン研修!
映像の力、それ以上はライブの力
自分たちで作り上げる。できると楽しい。完成イメージを持つ。
先生も楽しい!先生が楽しくないことが、選手が楽しいわけがない!!
選手の6つの顔を理解せよ。
PNF基本
今回、大変むつかしい内容を、ものすごくわかるように説明してくださいました。
その中で実践を行い。そのやり方と効果を体験。
これは基本をある程度理解して、やり方をたくさん知りたいと思いました。
これをやるとしたら、時間がかかるし、その場でないときっと分からない。
少しだけでも今回触れられたので、少しずつ、深めていきたいと思います。
何度も通うのは、前には分からなかった新しい発見があり、忘れていたものを思い出し、選手に向かいそうな自分の悪い心を自分に向けるために、僕には必要なものです。
選手の20年後の幸せのために!なんどもかみしめて。また、体育館に向かいます!
今回もありがとうございました。
あったかい雰囲気の静岡の皆さん。お世話になりました。