第2948 話・・・バレー塾in浜田
2019年 07月 28日
第1086回バレー塾

自然体バレー塾(特別編)レポート (7/23(火)午後〜7/25(木)開催)
本藤忠行(島根県江津市)
夏休みも本格的に始まり、そして遅い梅雨明けとともに暑い夏がやってきま した。
今回の自然体バレー塾は週の中盤に開催(島根県浜田市)され、普段のバレー 塾では講義を受けてから実技という流れが多いと思いますが、体育館の都合も あり午前実技をやってから午後から講義という内容で行われました。参加した ほとんどの中学生が、
入学してから部活としてバレーボールを選んだ子供たち でいわゆる初心者であること。
(詳しくは、ライン研修 5/4 配信の「二人から」 をご覧ください。)
草野先生曰く、今回のバレー塾は
「できない子供たちに自信をつけさす」こと がテーマ。
「(バレーボールが初めてで)何もわからない子供たちに、それでもわ かるように丁寧に話をすること」

実技では、「力感のないスパイクスイング」
「フラフラぽん」、「ネットに近い こぼれ球処理」など最新ドリルの映像を見せながら、
タイミングよく簡単なわか りやすい言葉で説明して練習する。

初めてのドリルに挑戦しますがなかなか思 うようにいきません。難しいそうにしていれば、違うアプローチでやる。この繰 り返しです。そして、ぽつりぽつりとできる子が増えてきました。ここで大切な ことは、

子供たち自身ができるコツを探すために試行錯誤の時間を作ること。そ して、邪魔しないこと。そうすることで、小さな自信の数を増やしていく。自信 のつけ方は、いろんな方法がありますがこういったやり方も収穫でした。
「(周囲に)気を使わせる選手と(周囲に)気を使うことができる選手」
この お話しは、普段の生活にも通じる内容でした。
多様な性格を持っている子供たち に自ら気づきを与える場面を作り、
かつ年の離れた子供たちを一緒にさせる自 然体複式学級の練習スタイルは、
新しいバレーボールの形を作る方法だと思い ました。
講義については計7時間みっちりでした。
7/24 午後からは「心の教育」を中 心に行って頂きました。
子供たちは、熱心に聞いてノートに書いています。
私は、 今関わっている子供たちに対して「バレーボールを通じてどんな影響を与えて いるのか?」深く考える時間となりました。7/25 の午後からは、スパイク理論 について講義を頂きました。
「理論を学ぶと下手なことが言えない。
まさしくそ うであって、的を突いた言葉で改めてアップデートの必要性を感じた講義でし た。
引き続きよろしくお願い致します。