第27話(1月15日)・・・「新しいことをやる!」という意味
2005年 01月 14日
朝日新聞の「 新 」 を良く見て下さい。木の上に「立」ではなく「辛」という字になっています。つくりは「斤(斧)」という字です。斧(おの)で切られた木は辛いよ!辛いよ!と泣きますが、それを辛抱すると、新しい家になったり、船に変身して人々を喜ばすことができる・・・という意味です。すなわち、新しいことをやるのは簡単なことではないよ、辛いことをともなうことなんですよ!という意味があるんですね。
新しいことをやるのは大変です。新しいことに取り組むとき、様々な障害が発生します。その障害や抵抗にめげず、最後まで必ず実行、達成する力のことを「胆識」といいます。胎(はら)の中から湧き出るパワーのことですね。なにがなんでもやり抜く力のことです。朝日新聞の「新」はそういう胆力の意味があったのです。新聞を良く見て下さい。おそらく今まで気がついていた人は少ないと思いますよ。職場でも聞いてみたらいかがですか。
晩年、安岡先生は「人間は知識、見識だけではだめだよ、判断力だけでもだめだよ、胆識がなければいけないよ」とよくおっしゃられていたそうです。
新しいことをやるのは大変です。新しいことに取り組むとき、様々な障害が発生します。その障害や抵抗にめげず、最後まで必ず実行、達成する力のことを「胆識」といいます。胎(はら)の中から湧き出るパワーのことですね。なにがなんでもやり抜く力のことです。朝日新聞の「新」はそういう胆力の意味があったのです。新聞を良く見て下さい。おそらく今まで気がついていた人は少ないと思いますよ。職場でも聞いてみたらいかがですか。
晩年、安岡先生は「人間は知識、見識だけではだめだよ、判断力だけでもだめだよ、胆識がなければいけないよ」とよくおっしゃられていたそうです。
by kusanokenji
| 2005-01-14 12:52
| ■連載“日々努力”