第255話(11月9日)・・・母乳と人生とバレー!
2005年 11月 09日
指導者も保護者も選手も「がんばるゾー!」と張り切っているでしょうね。
でも、こんな考え方もありますよ。
母乳の話です。
生後1週間の「初乳」・・・あの黄色いオッパイです。
これを飲むと免疫力がついて強い体になるそうです。
赤ちゃんは生まれてすぐ、本能でチュウチュウと吸う行為ができます。
しかし、お母さんはなかなかお乳が出ません。特に初産は・・・。
吸う方も(赤ちゃん)、吸われる方も(お母さん)も必死です。
お母さんは必死で痛みを我慢し、
赤ちゃんは必死で乳が出るまで吸い続けます。両方とも汗だくになります。
この行為が、母と子の人生最初の「忍耐・努力」の共同作業です。
この経験がある子と、そうでない子のその後の性格では大きく違うそうです。
「切れる子・切れない子」、「努力できる子・できない子」・・・・。
6年生最後の大会もこのように考えたらいかがでしょうか。
中学生という未知の生活を迎えるにあたり
指導者と保護者と本人の最初で最後の協同作業の場にしたらどうでしょう。
単なる試合で終わらせたら、もったいない話です。
ここが「違いのわかる大人」への入門です!