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by kusanokenji
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第2940話・・・バレー塾in東京(20)

第1080回バレー塾
 in東京(20)
2019年6月1〜2
都立第一商業高校体育館 100名
述べ参加数:208、150

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高校総体予選に向けた強化練習会
<第一商業高校監督・糸川>

6/1.2で自然体バレーin東京を開催 しました。今回は高校総体予選1 週間前ということで、バレー塾の 形式ではなく昨年の秋に続いて2 回目の強化練習の形をとりまし た。 生徒の現状把握の基礎練習から始 まり、乱打形式でチームの現状を 把握し、また基礎練習に戻る。こ の繰り返しで少しずつチームで停 滞していた部分が流れていくよう に感じました。今回で一番感じた のは、チームでどのように動くの かをもっと徹底しなくてはいけな いということです。

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【間のボー ル】【4車線の動き】この2つの 映像は何度も見ているのですが、 チーム全員で共通認識しなければ いけないことを再確認しました。◯グーパッポンでの、丹田に置く手がスプリットの瞬間に前に出てしまう。これは無駄な動きで、ディグのときには致命傷になる。◯フェイントボールに対して、右も左もいかなくてはいけない。先に待ち構えているとどっちもいけない。ゆっくり動いて自分しかいけないところに意識の比重を置き ながらも、どちらにも意識を置 く。そうするととれるボールが増 える。 ◯スパイカーは迷ってはいけな い。トスがズレた時にどうするか を決めておく。同じフォームで0.7、1、1.5のスパイクを打てる ようにする。 ◯フェイントを落とす時には見る 場所はひとつ。そこに相手がいる かいないかで、落とす場所を決め る。 ◯レシーブボールはトスのように 高く上げる。この感覚練習が大 切。 ◯速攻に入るときには一度、下が ってから遊びステップでタイミン グを合わせる。下がらないで走る ように入ると、タイミングが合わ ない。今回で私が開催する東京での自然 体バレーが20回を数えました。今 までご参加いただいた皆さま、本 当にありがとうございました。そ して、懇親会だけでもといつも顔 を出してくださる関東連合のみなさん、ありがとうございます。最 後になりましたが、草野先生、懲 りずに東京へ何度も足を運んでい ただきありがとうございます。時 間と場所が許す限り、3040回と 続けていきたいと思っておりま す。

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日野台高校監督・ 杉山>

今回は、バレー塾プラス強化練習でした。いつものバレー塾と違い、強化練習がメインだったために、バレー塾もいつのまにか強化練習っぽくなっていきました。強化練習は、その学校のための、オーダーメイドの練習。まずは技術の確認から、ぐーぱっ、ポンのレシーブやっていることがバラバラで、安定感がないとの指摘よく見ると、確かにぐーっの部分で、指二本と丹田を抑える動きがバラバラ。そこから、一気にレシーブの位置に腕が伸びるのだが、そこで手が浮いてタメを作ってしまう選手。丹田を抑える動きがなく、手が浮いてしまっている選手。一人の選手が指摘されて、修正。そのことをみんなに伝える。意識してやり直す。


先生の現状把握が続きます。コート内で攻撃2と6人に分かれての練習。言葉だけで理解できず、動けない選手たち。3人で6m下がってのレシーブに変更中間点からのトスして下がってレシーブと、基礎練習に変更。新しいことにすぐに考えて対応できない選手たち。キャプテンのほうを見て指示を待ってしまう。普段からキャプテンが指示して動くことが多かった日野台の悪いところが出ていました。僕自身はイライラしてしまいましたが、いまの現象がチームの現状なんだと考え直して練習を見守りました。ここでの指示は一つだけ、レシーブを高くあげなさい!チームレシーブを落ち着かせるため確かに、早く攻撃して相手を崩したいことを求めすぎていて、セッターに余裕のない状態が多かった。それをセッターのせいにしていたところがあった。うーん、なるほどセッターがフェイントがとりにくいとの質問にも答えてくださった。どこに意識を持つか、泥棒のような足運び。右に寄るなら左を意識せよ

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カラーTシャツがいいな


攻撃陣へ 覚悟を決めろ

自分はこうなったら、こうするんだという覚悟を決めることトスに文句を言わない。

どんなトスでも対応できる。

合わなければ、こうするという覚悟と技術を持てフェイントやプッシュは見る場所を一つ決める。見えたら逆。 見えなかったらそのままそこに落とす。至極当然なことなのだが、そこに僕も意識はなかった。

周りをよく見て!とか、なんで打てないんだ!とか、コートにいない僕にはその景色は見えていない。なのに 視点の違い、考え方の違いです。


相手のフォーメーションを理解して、攻撃を組み立てるそのためには、こちらがバタバタしていてはなにもできない。まずは落ち着いたファーストレシーブこれをトスにする 高い二段レシーブする場所をしっかり意識!日野台と第一商業ではもちろん違うわかっていたようで、甘い部分。


レシーブの質を変えることに、選手は四苦八苦していたが、その答えを教えない。

そうすると、選手は自分で試行錯誤しながら獲得してゆく。少しずつヒントが出される、ひざ滑り使えば、よくなるよーー。獲得していった答えをお互いに教えあいながら進む。今回、一番時間を使ったのはこの部分でした。


そして、バブリーダンス!2分トレやっているときに、そういえば文化祭でこれやった選手いますよと話したのをきっかけに、突如バブリーダンスやれ!との指示。今の選手たちはすごく短時間で習得!驚きですね。

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バレー塾は技術練習!ボールを自由自在にあやつる技術。

強化練習は、そのチームに合わせた、身についた技術の使い方の講習。

正にオーダーメイド!

バレー塾と強化練習会、指導者講習会と、

常にバランスよく開催してくださる第一商業のみなさん。

今回もかゆいところに手が届く講習をしてくださる草野先生!

ありがとうございます。

勝っても負けても、思い切りやってきます。


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                  タオルかぶって、バブリーダンス。笑い転げてしまいました。


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なぜ弾かないレシーブなのか?
なぜ膝滑りか!
なぜはいつくばりか!

理論的に解明!












by kusanokenji | 2019-06-04 06:58 | ■連載“日々努力”