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第2935話・・・バレーボール塾レポート

自然体バレー塾in能生(2019/4/20-21) レポート

新潟市立味方中学校

青木 太郎

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1 だれでも上達する指導


 今回のバレー塾には、初めて参加する中学生がいました。

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新2年生ですが、170cmくらいの身長があり、チームではエース。自然体バレー塾に初めて参加した選手ですので、スパイクフォームもレシーブフォームもロボットのようにガチガチでした。スナップは掌屈、レシーブもおそらく、膝をつくな、と指導されているかのように踏ん張っていました。ところが、2日目にはしっかり前腕回内のなめらかなスナップに、膝滑りさえぎこちなかったレシーブも、自然とはいつくばりまでできるようになっていました。見よう見まねでリズミック・スイングをしている小学生たちの動きも可愛らしく、動きが自然となじんでいく様子は魔法にかかったようです。2分10種の自分トレもそうですが、「その気になる」練習に集中して取り組んでいくと、あっという間に動きが変わるのだな、と改めて実感しました。その方法の一つが、「自分で決めること」であり、自然体バレー塾では、自己決定させる場面がたくさんあることに気がつきます。自分トレの「好きなもの2種」や「苦手なもの3種」といった提示の仕方も勉強になりました


 また、今回はスパイク動作の一連の動きの流れを作るために、

スタートの動きとフィニッシュの動きをとても丁寧に

指導されている印象を受けました。

これは「引き込み効果」を狙ったことと思います。

どちらも「型」を意識させるようにしていました。

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スパイクのスイング動作(切り返し~インパクト)の様に考えてもどうしようもない部分については、ボールをハンドル動作で回転させて投げるといった、「そうなってしまう」動き作りをする機会を設定していたように感じました。それぞれの技術を獲得するためのプロセスに関する知識やドリル提示のタイミングは、まだまだ分からないことがたくさんあるので、ライブで学びたいなと思いました。



2 ライブでなければ感じることのできない雰囲気


 全国各地のバレー塾に参加されたみなさんはご存じの通り、


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2分10種自分トレでは誰にも邪魔されずに

選手が自分の体と向き合う時間が確保されています。


LINE研修の動画の通り、

それぞれがやる気をもって集中して取り組んでいます。


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それらの動きをベースに様々なドリルが展開していくのですが、

一つの一つのドリルで動きがなじんでくると、

ポンと次のステップに移っていきます。

草野先生は「じゃ~次は、」と、

選手が「これをすればいいんだ」と分かる短い指示を出します。


すると、

何となく動きに慣れてきてだらっとしそうな雰囲気が一変します。



目標が明確であるから、選手のスイッチが切り替わり、

ぐっと集中してドリルに取り組むことができるのです。

その積み重ねで、基礎→基本と技術のレベルが自然と上がっていきます。

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時には多くの選手ができていないポイントを直すための方法を、

指導者に質問しながら選手にも考えさせ、

集中するべきポイントを共有しながら修正していきます。

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突然流れる音楽に合わせてダンスを踊り、

音楽が止まると元のドリルに戻る場面設定も、

集中力を持続させるために効果的なのだと思います。


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 これらのタイミングや間、雰囲気は

ライブではないと感じることができないことです。


そして、自然体バレー塾に参加し始めて10年以上たった今でも、あ~そういうことか!と気がつくことがたくさんあります。これはLINE研修の動画だけ見ていても分からないことです。


そして、自分自身のレベルを上げていかないと、

バレー塾に参加しても得られるものが限られることを痛感しています。


自分の器に合わせてでしか理解できないので、

人間学はもちろんですが、

技術指導についても学ばなければと感じました。


 草野先生は、選手の技術レベルはもちろん、我々指導者の指導レベルを上げるためにバレー塾の内容を臨機応変に組み立ててくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

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by kusanokenji | 2019-04-24 09:14 | ■連載“日々努力”