第26話(1月14日)・・・合宿所での襖の開け閉め
2005年 01月 14日
合宿所の和室に入るときは、立ち居振舞いの修業の一環として、襖の開け閉めは「坐作進退(ざさしんたい)」を徹底しています。茶道を習うのもそのためのものでした。お陰で習慣として定着してくれて嬉しく思います。職場で、お茶の出し方一つで、お客様の印象は変ります。粗雑、ガサツほど嫌な印象はありません。君たちの両親には申し訳ないけど、家での躾は殆ど期待できません。だから、こうして合宿所で、将来の花嫁修業の一環としてやっていることを真剣に理解して欲しいと思います。男性も女性も、立ち居振る舞いはとても大切です。その人の人間性がそのまま現れてくるからで
す。なにか一つでも二つでも習慣化させればいいですね。