第980回バレー塾
in松山
2017年3月20(月)〜21(火) カタリナ学園高校体育館 60名
述べ参加数:190、130名
”まさか”の県新人戦準決勝敗退報告
ショッキング報告を受けて
希望へと心の舵切るのに2秒を要した
なぜ?
辛いのは選手と監督だからである
だから、敗戦のことは一切口にしない
敗戦の原因分析ほど後ろ向きのエネルギーになるからだ
この敗戦を前向きのエネルギーに変えることだけ考えた
それは過去より「より良いもの」を求めることにある
最後の挨拶で
この負けには必ず意味がある!
とだけ伝えた
勉強しないのに学校だけは行く子がいる
勉強しないのに学校で暴れる子もいる
そんな子でも、行っていい場所が
日本の小学校、中学校だ
しかし、高校は違う
退学処分という罰則がある
しかし、よほどの規則違反がない限り
生徒の「わがまま」は許されるのだ
このことが、本人にとって不幸をもたらすか、幸福をもたらすか
そこまで考えて向き合ってくれる指導者は少ないのも事実だ
チーム経営、生徒指導を誤ると
チームの中は、わがままの温床になりかねない
そういう時、指導者はどうすべきか!?
悩める指導者は多い!
私の私見であるが、私はこうしてきた
わがままは受け止めるが
受け入れることはできない
このことをはっきり伝えることだ
だから、感情的に怒ることはないが
根気よく本人に語りかける
自分の幸せは自分で切り拓いてほしいからだ
素直にならないと
プレーも伸びない
素直な心で
素晴らしいプレーを求め続けることが
自らの人間性を高めることにつながる
わがままを早く卒業して
素直になって欲しいと伝える
素直になると、人に信頼され
何より、人に可愛がってもらえるからだ
と、何回も何回も、伝える
今回も選手たちに伝えた!
プレーは未来を見据えるが
「いい話」は過去にあるのだ
今回も「いい話」に触れてもらった
「いい話」を聞くと、いいイメージが膨らむからだ
子どもの頃だけでなく、大人になっても
「わくわく」と「イメージ力」が
人の心を豊かにしてくれると思うからだ
人の心は「粘土」とよく似ている
強く押さえると、横からはみ出る
人の心も押さえつけるとはみ出る
反動というやつだ
反動はどこで出てくる?
小学校で押さえつけられると中学校で反動が出る
中学校で押さえつけられると高校で反動が出る
高校で押さえつけられると、社会で反動が出る
押さえつけた人の居ないところで反動は出るのだ
だから、押さえつける人は自分の責任と気がつかない
スポーツの指導の陥りやすい一面でもある!
素直な生徒を育てる
これだけでも大きい値打ちがある
受動的な部活でなく
能動的、主体的に活動できる部活が求められる
つくづく思う!
今回で8年に及ぶ愛媛国体の支援活動を終えることになった。力足らずをお詫び申し上げるとともに、関係各位のみな様に感謝申し上げる次第です。国体の成功を心よりご祈念申し上げます。