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by kusanokenji
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第2632話・・・元監督・元教頭の視点(51)


「人との距離間」


監督をしていると、様々なタイプの人間と出会い、接していかなければなりません。自分の苦手な人とも付き合っていかなければなりません。同じ指導者仲間、保護者などでも、苦手な人は出てくると思います。


 自分は初期の頃、無理して話を合わせたり、無理して笑ったり、無理して付き合って、かなりのストレスになりました。今思うと「苦手な人ともうまくやっていきたい」と思う気持ちが強かったと思います。


 しかし、私は草野先生から、「ハリネズミの話」を聞いて、「人との距離感」というものを学びました。社交場のマナーやルールはきちんと守りながら、ある程度、距離を置いてつきあっていけばいいということを学びました。これは、無理に仲良くなろうとするのではなく、互いにいい距離感で付き合うことです。


 この教えは、本当に役に立ちました。人としての礼儀をしっかりとして、距離感を見極めるのです。


 チーム経営だけでなく、学級経営、または今、管理職になってからも、とても役立っています。


 指導者の皆さん、苦手な保護者との距離感をどのようにしていますか?


 私が見てきた中で、一番多かったのは、「俺はお前は嫌いなんだ」という空気を出して、自分の至近距離に入れないタイプでした。






by kusanokenji | 2016-07-15 12:21 | ■連載“日々努力”