第2631話・・・元監督・元教頭の視点(50)
2016年 07月 14日
酒席での認識
私は草野先生から学んだことに「酒席」での立ち振る舞いがあります。
□仲間同士くっつくな
□自慢話をするな
□乱れるほどのむな
□聞き上手になれ・・・・
私が経験してきたバレー界の酒席は,上記とは真逆のような場面がたくさんありました。
しかし、私も年齢を重ね、付き合いも大切な仕事のうちだと思うようになってきました。以前は、酒は自分が楽しむものと思っていました。
仕事でいろいろな人とお酒を飲む機会が格段に増えました。付き合いにくい人、酒癖の悪い人など、いかにそういった人たちと酒席をうまく切り盛りしていくか。
苦手な人、付き合いにくいなあと思っていた人との酒席も自分を成長させてくれる場面だと思っています。
また、苦手な人というのは、案外、自分が勝手にそう決めていただけで、酒席をきっかけに距離感が縮まるときもあります。
かつて、担任していた時に、苦手なお父さんがいました。ぶっきらぼうで、挨拶なんかもしてくれません。しかし、酒席での会話をきっかけに、親しみやすくなり、自分の心強い味方となってくれたことがありました。
指導者の皆さん、保護者の方々とのむ機会もあることでしょう。もう一度、酒席での自分の立ち振る舞いを振り返ってみてはどうですか?
・一部の親とばっかり話していませんか?
・自分から席を移動していますか?
・悪口や人の批判をつまみにしていませんか?
・かつての勝った時代の栄光を話していませんか?
・下ネタなど品のない会話になっていませんか?
・会計はきちんと払っていますか?
などなど・・・・。
あと、私の経験から言えること。勝てばなんでもいいみたいな考えのチームの指導者の親の酒癖は非常に悪いです。居酒屋なんかで、子どもはゲームしたり、走り回ったり・・・。親は全く注意することもなく、勝手に大騒ぎ。そんんな光景を居酒屋や食べ放題の焼肉屋さんなんかでよく見ます。