第2628話・・・元監督・現教頭の視点(48)
2016年 07月 01日
「動じない心をつくる」
バレー指導をしていると、様々な場面に出会います。
①優勝、連戦連勝、有頂天になる。
②格下等に思いもよらない敗戦をして、お先真っ暗になる。
③恥ずかしい経験をして、逃げたしたい気持ちになる。
④役職など名誉ある地位を得て、自分は偉いと思いこむ。
⑤周囲から「すごい指導者」といわれて、自分はすごいと勘違
いする。
⑥保護者から自分のことを批判されて腹立たしい気持ちになる。
⑦選手がやめたいと言い出したり、チーム内のいざこざなど、突
然のアクシデントに見舞われて苦しむ。
⑧山の頂上に登り、もう一度、降りることをやめて、頂上の思い出
に浸りながら生きる
バレー指導をしていると、自分の心が乱れて、結果的に自分のチームが崩壊したり、またはバレー界から追放されてしまったりと、人生が不幸な方向へと傾いて行くことがあります。
私自身、バレーから多くのことを学びました。
そして、私は自然体バレーの教えを多く取り入れることで、何とかバレー指導をすることができました。また、今もバレー界と深く関わりをもたせていただいています。
自然体バレーとは、バレーを通して、動じない心を創り、自分の人生も安らぎのある生活となり、夢や願望をかなえる方法をアドバイスしてくれる大きな存在といえると思います。