第2614話・・・元監督・現教頭の視点(41)
2016年 05月 15日
女性指導者の皆さんへ
〜ベンチの姿勢〜
先日、ある大会の開閉会式で挨拶をする機会がありました。
閉会式の講評の中で、こんな話をしました。
「指導者の皆さん、ベンチでの姿勢にもう少し気をつけてください。 子どもたちが一生懸命に試合をしているのに、指導者の皆さんのベンチでの姿勢は・・・」
大会中、私が気になったのは、足を組んでいる指導者、もっとひどいと思ったのは、ベンチでふんぞりかえっている監督。監督がこうですから、コーチ・マネージャーも同じです。大人三人がイスにふんぞりかえっている姿勢は、異常ですし、みっともありません。
今回の大会は、私が現役時代に各地区のトップ指導者に声をかけてつくった私的な大会です。ですから、一応、私が主催者ということになります。
しかし、ベンチでふんぞりかえっている指導者は、一度も私の所に挨拶にきません。何も言わないで来て、黙って帰るのです。
そして、こういった指導者は、女性に多いのです。
おもしろい傾向です。
女性指導者の皆さん、自分のベンチでの立ち振る舞いをふりかえってみては、いかがですか?
最後に閉会式でこんな挨拶をしましたが、その女性指導者は何も言わず、黙って帰って行きました。指導者が因縁をつくってしまったら、せっかく子どもたちが良くても、誤解されてしまいます。