第2584話・・・元監督・現教頭の視点(31)
2016年 02月 16日
【心に響く動画と言葉】
ライン研修の「人生の詩」の動画と言葉は、心につきささります。今はもうバレーの監督ではありませんが、違うステージであの頃と同じように日々悩みながら生きています。
今回の動画を見て、監督時代に子どもたちにかけたこんな言葉を思い出しました。
○一番下手な選手がチームを救ってくれたことがある。
○一番手を焼いた選手が最後には活躍してくれたことがある。
○一番不器用な選手が大舞台で一番頼りがいのある選手になってくれたことがある。
○一番身長の低い選手がチームを救ってくれたことがある。
監督や教師という立場でいると、ついつい、優等生タイプの何でも器用にこなすタイプの選手を追い求めるようになりますが、私の記憶では、修羅場・土壇場・正念場でチームを救ってくれた選手は、上のようなタイプが多かったです。
「選手の欠点やコンプレックスを武器に変えてあげる」、こんな指導者を目指していた現役時代・・・。
そのために、自然体バレーの教え
・自らの人間性を高めよ
・自分に負けるな
・うそをつくな
・弱い者をいじめるな
改めて、大切なことを思い出しました。いくつになっても、どんな立場になっても、「北風の詩」のスピリッツを持った人間を目指していきます。
みなさん、共にがんばりましょう!