【深層外旋六筋群】
9年前のバレー塾の全国フォーラムの席。
講義の中で、「股関節外旋六筋群の名前を言ってください」と問題を出した。誰も答えられない。居並ぶ指導者達を尻目に「ハイっ!」と手が上がった。紀和ティンカーベルズの小学生である。そしてスラスラと答え、拍手喝采を浴びた。昨日の出来事のようである。
股関節は色々な方向に動きます。
股関節の外旋に作用する主な筋群は,梨状筋,内閉鎖筋,上・下双子筋,大腿方形筋および外閉鎖筋です。これらの筋群は股関節外旋6筋と呼ばれることもあります。こららの筋群は全て筋の長さが短く,大殿筋の深層に位置しています。
さて、この外旋筋・・・足首が外を向く動きですね。
私は寝転んでリラックスして足を揃えると右足が外を向いています。
実はこれが曲者!
肩こり、だるさ、腰痛などなどの原因。
右足重心で歩く癖が昔からあり、長い年月の間に「身体の使い方の習慣」になり、どんどん体が歪んでおかしな動き方を覚えてしまう。右足重心で動くため、右足のつま先を外に向かせて倒れないように支えをつくる。それがつま先が外を向いている原因。そのため、左股関節の動きが下手になり、動きが悪くなる結果、筋肉が痩せ細り膝や肘が縮んでバランスがくずれてくる・・・・結果、背中の張り・こりがばくならない・・・・こういう悪循環で年齢とともに肩こりに悩まされる日々を送るのです(笑)
で、この六筋群を包む大臀筋・中臀筋のストレッチが大事になる・・・ということですね。