in静岡15が無事終了しました。二日間で400名、指導者66名。超満員御礼😊会場は高校。4面と3面が取れる立派な体育館。高校の協力に感謝です。
自然体バレーの人気というより主催者の人望の賜物。あまりの参加者多数のために申し込みを早々に締め切る事態に。申し込みをゆっくりと構えていた常連校などお断りをせざるを得ない事態になり、「ご迷惑かけた」とO 先生はうれしい悲鳴。
こういう企画は
【内容】より
【誰が声かけたか】
で参加人数が決まる。
影響力が大きい人が声かけると人は集まる。影響力の大きさは【肩書き】と【実績】に比例するのが世の常。一個人、それも弱小中学校の顧問で15回も続いているのは珍しいケースだ。前任のT先生の意志を受け継いだのが現在のO先生。ともに全国に出るような強豪チームではない。県大会にも出場できない弱小チームだ。しかし毎年【いいチーム】を作る。全員が初心者なのに、卒業時には技術も心も成長した姿を見せてくれる。そんな「チーム作り」の姿に共感してくれる中学校の指導者仲間が参加してくれるようだ。その輪がだんだん広がっているのを実感する。今回初参加の若い顧問がいた。自身は春高バレー出場などの実績を持つプレーヤ出身。前任校ではジュニア出身者が多く県の上位は当たり前だったようだ。しかし、転勤先は全員初心者の部活を受けもった。これまでの指導が通じない。はたと悩む。どう指導していいのかわからない・・・自分の力量不足を受け止めるしかない。過去の経験は、目の前の子供達を生き生きさせるにはあまりにも役立たないことを思い知った。当たり前の話だがこれは体験しなければなかなかわからないことだ。若くしてそういう体験をしたことは今後の教師生活に大いに役立つだろう。選手時代に理論的根拠に基づく指導、内発的動機を尊重する指導を受けた体験がないのだから仕方ない。実績を持っている指導者ほどその挫折感は強い。その挫折感を自分で認めたくない人はその矛先を選手に向ける。「お前らは・・・」と、指導者として逆方向に走るお決まりコースに転落していくのだ。そういうパターンが部活現場には未だにはびこっているのも事実だということから目を背けてはいけない。でも、一人一人の生徒は命ある一人の人間だ。怒声・罵声を浴びて動くものではない。肉体は殴っても、人間の心は殴れないのだ。信頼と尊敬ななければいくら指示してお命令しても動かないことを知るべきだ。もがいてもどうすればいいかわからない。ますます深みにはまり込んでしまい、しまいには自分自身の精神のコントロールを失う結果になりかねない。
そんな矢先に今回の体験。二日間も遠くからバスを貸し切っての参加。「自然体の考えに触れてよかったです」と彼自身が喜んでくれる姿を見てこちらも嬉しくなった。きっといい指導者になってくれるだろうと・・・。
正しいと思うことなら
やることを怖れるな!
これがファーストペンギンの心得。
バレー塾15回
人が喜ぶことをやるのに
強いとか、弱いとか
関係ねぇ〜よ
継続は人間力だ!
ごくろうさん
あなたたちが
ギブアップするまで付き合うよ😊