第2412話・・・思い込み
2015年 02月 17日
紀和ティンカーベルの岸田先生のブログに、
「野口体操」で有名な野口三千三氏の言葉が紹介されていた。
その考え方に「なるほど』と頷くばかりであるがその中で
原理だと思い込んでいるもの(考え)に
眩惑されていることが多い。
が記述されていた。
ちょうど、「正面とは」について指導していたので合点。
バレー界の常識は「体の中心部分」いわゆる「へそ」の前を正面
と指導している人が多く、ボールをへその前で取れるように体を動かすことを
「正面でとれ」「正面に入れ」などと指導されているようだ。
しかし、自然体では次のように指導している。
「正面に入るとは、アタッカーと、自分の体の中心を正対させることではない」
「後ろにも正面があるんだ」「向こうにも裏にも正面はあるんだよ」
「返そうとするところに、正確に返すことのできる面を正面」
と定義している。
したがって
「相手アタッカーとの関係でなく」
「ボールと面の関係」
例えば、
1)肩口や胸元に食い込んでくるボールの処理はどうする?
2)バックレフトの位置のレシーブで、
ライトからストレートを打たれたとき
セッター(味方のライトの位置にレシーブしたい場合
どうするか?
1)は、テニスやバドミントンのラケットワークを
2)は、入射角・反射角を考えると答えは見つかる。
by kusanokenji
| 2015-02-17 16:21
| ■連載“日々努力”