こもの
2015年 02月 10日

テーマは「~指導者の言葉~」ナイスなテーマでした。
【信頼される指導者になるために何が必要か】
何でも入口があれば出口があります。子ども達も入部すれば必ず卒団があります。
指導者は“どういう風にしてこの子を送り出してあげよう”と計画をもつこと。
その子、その子の“完成予想図”をもつこと。
それが日々の練習であり、年間計画となるもの。
そこに近づける活動をしましょう!
こんなお話でした。
【これだけは押さえておきたいチーム運営のコツ】
入部は入口。
入団時の時に、「あなたは何故このチームに子どもを預けましたか」「チームにどんなことを期待しますか」等々、しっかり保護者と共有すること。子どもとの向き合い方、その考え方をお互いに学び合い、成長できる関係作りが大切と話されていました。
単にポスターやビラでの勧誘では、こうはなり難いですよね。
日々の運営では、「三つの納得」
子どもにとって大事なことは、何回も言う。わかるまで言い続けること。
ダメなものはダメという毅然とした姿勢をもつこと。
赤ちゃんの発達の一段一段を見届けるくらいの姿勢を持ち続けること。
ゆったりとその成長段階を楽しむくらいの余裕をもつこと。
卒業は出口。
子ども達の卒業の日にどんな言葉を送るか!?どう送り出すか。
「明日卒業する6年生へ」のある指導者の手紙が紹介されていました。
子どもの10年先、20年先に何が大切か、子どもに近い人たちが変わることが大切なんだ!そんな思いがいっぱい詰まった手紙でした。
子どもたちが何を感じるか、保護者が何を感じるか。
年間計画の最後は、みんなが幸せな気持ちで締めくくれる、明日に繋がる「ことば」が贈れるようになりたいと思いました。
最後に、
【心に火をつけるコミュニケーションのツボ】
ブログ、FB、メール、プレゼン、通信…様々な方法があるが、子どもに伝わる言葉や方法を磨きましょうと話されました。
「人は誰でも多面体」「成長は二次曲線(A地点)」、1月の公認講習会で勉強させてもらいましたが、草野先生の説明になるほどなぁと感じたことがあります。
「成長は二次曲線(A地点)」のA地点までの間に大人が発する言葉でダメなのが“ガンバレ、がんばれ”。大人は善意で言っていても、子どもによっては説教に聞こえる。それよりも、“飛躍できるチャンスがここにあるんだよ~だから頑張ればここまで(A地点)まで来るんだよ~”そんな励ましの言葉を!と。
先を見通した言葉かけが大切ですね。