【第867回】第7回 in伊豆(静岡県)
2014年11月29(土)〜30(日)・・・伊豆の国市長岡体育館 230名
★受講者累計 174,250名
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前回・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【若手教師の学び】
富士山が見える民宿「貝殻亭」に宿泊。伊豆の沼津・西浦漁港。1日目の講習会終了後、バレーボールとは全く縁のない「20代の中学教師12名とスタッフ合計17名が集まり3時間の「人間学研修会」。スタッフの教師が知り合いの若手教師に「これからの教師生活にプラスになる話が聞けるよ」と声をかけて実現した自主ミニ勉強会でした。初めて聞くような話ばかりでかなりの衝撃を受けたのではないかと。
「子供を元気にするには教師が元気を出すことが一番だよ」
「未来に生きるのが子供」「過去を向いている教師が未来を見つめている子供を教えることはできないはず、だから教師も未来を向こう!」・・・・そんな話です。
富士がきれいだね!(宿舎の窓から)
研修終了後は、海の幸をいただきました。(富士はここから撮影)ママさんも子供達に混じって、二日間真剣に受講!「肩の痛みが消えた」と喜んでいる姿が印象的でした。
【パスが飛んだ〜】
「力を入れないのに飛んだ!」という意味です。
中学生二人を連れて参加の女性の指導者。
「この子は、体が弱くて体力をつけるためにバレー部を始めました。力を入れてもなかなか思うようにパスが飛ばないのですが今日、『力を入れないのに気持ち良く飛んでいくパスができてとても喜んでいるのです、見てください、この姿を』・・・・」と我がことのように嬉々と喜ばれて報告される指導者。実は・・・・肘の使い方と前腕の使い方を指導しただけです。
「パスは飛ばす練習をしたらダメですよ!」「飛ばすのを目的にすると力任せになり、余計に飛ばなくなります。飛ぶために何が必要なのか、そこを練習するのです・・・」 飛ばすためではなく、コントロールするための準備を教えるのです。「飛ばす」とか「勝つ」というのは結論。結論を目的にしてしまうと、途中のプロセスを見なくなります。プロセスは「過程」。過程は「今やっていること」・・・・今やっていることは何の目的なの?
そこらへんですね(笑)