【第855回】第38回in橋本(和歌山)
2014年8月23(土)〜24(日)・・・県立橋本体育館 410名
★受講者累計 172,090名
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前回・・・・・・・・・・・
38回目のバレー塾
<小学生から高校生まで、二日間で410名>
大人は別室で3時間の講義
生きるための人間学
男性諸君!
家では「女房を上司と思え」間違いなく夫婦円満です😊
親が幸せになる事が子供の健全な成長には一番です!
【子供の成長】
橋本バレー塾は年に3回。定期的に行なわれています。
4ヶ月毎に子供と会います。
会うたびに、身長の伸びと、体格がしっかりしていくのを感じます。子供の成長って、あっという間ですね。実感です。ということは、子育てもあっという間です。子育てにお悩みのお母さん方、この貴重な時間を楽しんでください。あっと言う間ですからね。
小学5年生から中学一年生にかけての成長がすごいですね。しかし、ここが問題でもあります。急激な筋骨格の成長に内蔵と心の成長が追いつけないことです。眼に見える部分は大人に近づきますが、眼に見えない内蔵とか心は子供のままです。いわゆる「心と体のバランスがとれていない状態」です。このときにどんな大人と関わるか子供の人生に大きな影響を与えます。
小学生の指導者、中学生の指導者にはここを見てもらいたいですね。自分の都合で子供を見るのでなく、子供の成長の過程を大切にして欲しい・・・そんなことを一緒に学ぶのが目的のバレー塾です。「どうすれば勝てるか・・・」そんなの二の次、三の次です。あまり重要視していませんのであしからず。
正々堂々と戦ってそれで負けたって
それはそれでいいじゃないか・・・
このフレーズが僕は好きです。
この「正々堂々」というところがいい。
これは「ウサギとカメの話」が元ネタですね。
勝つためにいろいろ策を企てるのは好きでないですね。
「企てる」・・・・例えば、決勝トーナメントのことを考えて、予選グループではわざと負けるとか。勝つために、技術の未熟な選手にはコートの中でボールに触らせないようにするとか、そういうことです。
【今時の高校生】
❶全員初心者の男子高校生チームが参加してくれた。
メチャクチャいい奴らだった。
プレーも予想以上にうまいし、飲み込みも早い。
「恩送り」の映像を見せた。
見終わった瞬間「めっちゃいい話や、涙がでそうや」という
声が聞こえた。
❷女子高校生のチームも参加してくれた。
一日目に参加してくれたチームは単独チーム。
監督は国体成年女子の監督でmini国体出場で不在。
自分達だけで頑張っていた。小中学生の模範になるほどしっかりやっていた。指導者がいないときに真の姿が見えるもの。普段の指導・躾が行き届いているのを感じた。よかったよ。
二日目の女子高校チームは二つの学校の合同チームだった。気持ちが同じ選手が集まって大好きなバレーを続ける・・・そんな彼女たちの気持ちを大事にしたいと監督は言ってた。二週間前に練習で肩を脱臼していながら固定金具をつけて参加している選手もいた。セッターの基礎練を終えて休憩時間中に、その彼女が一年生らしき一人の選手をつれてきた。その選手は「私、セッターですが、ちょっと見てもらっていいですか?」と言ってきた。いいですね、こういうの。うまくなりたいと思っているのがいい。高校生で、前向きな気持ちでバレーと取り組む姿は見ていても気持ちがいいね。逆に、小学生、中学生で監督や、仲間とうまくいかず「やめたい」と言う子をみると心が痛みます。そう言うときは「指導者よ、なんとかしたれや!って心の中で叫んでいるのです。
「5本の爪楊枝」の映像を見ている時、高校生のキャプテンの顔が違った。「これなにっ?」って、初めて見る「心の話」にびっくりした感じで、食らいついて見ている表情が眼に飛び込んできた。
「あ〜、心が純なんだ」って思った。
今時の高校生・・・・なかなかいいよ😊