第2320話・・・講演❹
2014年 08月 14日
指導者を目指す人の人間学
目指す姿は「信頼」
”あなたに教えてもらいたい”
そう言われる人になろう!
そのためには
「三つの納得」を得る
1、選手の納得
2、周囲の納得
3、世間の納得
この三つが大事。
1、2だけではダメ。理由は”身内”だから。
なぜならば、不祥事は身内で発生する。
その身内すら味方にできないようでは何をかをいわんやである。
スポーツの指導者は個性派が多い。
「他人と同じ事をやっていても勝てない」という想いでやっている指導者は多く、選手と衝突したり、なかなか周囲の理解を得れないことがある。それでも自分を信じて突っ走る人もいる。なかなか大変な仕事である。三つの納得を得ながら、「結果」も出さなければいけないので相当なストレスもある。真剣に向き合えば向き合うほど矛盾との孤独な闘いに悩む日々がくる。プロじゃない場合、周囲から「バレーばかりやっている」「仕事をしない」「選手の態度が悪い」などと言われる事もある。そうじゃないと自分では思っていても、周囲から見ればそうなら「直す」しかない。開き直って腹を立てたらそれでおしまいだ。ますます関係が悪化してしまいには四面楚歌。周囲の協力無しではチーム運営はできない。ムリは長続きしない。結果を焦るあまり自分が倒れてしまってはおしまいだ。「急がわば回れ」の格言もある通り、人を指導する立場にある者の最大の資質は周囲からの「信頼」。あの人なら協力しよう、あの人に教えてもらいたい・・・そう言われる指導者を目指したいものだ。企業なら職場の応援、他の従業員から応援してもらうチーム、学校の場合、違うクラスの担任から応援してもらったり、他の生徒から応援してもらうチームづくりが重要だということは言うまでもない。
by kusanokenji
| 2014-08-14 10:16
| ■連載“日々努力”