★★★★★


by kusanokenji
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

第2308話・・・夏休み講座3

c0000970_08014936.jpg

一昨日、夏の甲子園出場を奇跡の逆転劇で決めた石川県大会。
9回裏、0:8から9点とっての逆転。
テレビやメディアはその快挙を賞賛し、囃し立てた。
ほんまにそれでいいんか?
勝者がいるということは敗者がいるということ
そこに対する配慮はないのか!
そういうことを思わずにはおれないほどの勝者を讃える報道ばかり。正直少々うんざり。これは今年中、いやミラクル逆転劇と、これからもずーっと言われ続けられるのだろうか。その度に、敗者は辛い思いがよみがえるのだろうか。これも辛いな。関係者は今年の夏は野球を見るのもテレビを見るのもいやになるくらい辛い夏かもしれないな。しかし野球はなくならない。高校野球は終わらない。これからも続くのだ。いつかは受け入れないといけないのはわかっている。でも、心の中はなかなか整理できない。あと、ワンアウトとっていれば・・・・そんな思いの日がこれからも続く。それこそ「己との闘い」は終わらない。
 あの日、負けた日、彼たちはどうしたのだろう。そして最後まで「まさか負ける事はない」と最後の最後まで勝利を信じていた応援の人たちはどのようにして過ごしたのだろう。もし、僕がそこの(敗者)の校長先生だったらどうしただろう。試合会場から真っ先に学校へ帰って、学校に帰ってくる彼たちを迎える準備をしただろうか。そして、校門の前で、大の字になって両手を広げ、涙で顔はクシャクシャだけど、あらん限りの大きな声で「お帰り!お前たちはよく頑張ったぞ!格好良かったぞ!」って、一人ひとり抱きしめて迎えてあげただろうか・・・・。彼たちにはどんな言葉をもってしても空しく聞こえるかもしれない。それこそ自分で答えを見つけるまで自分で解決しなければいけない「己との闘い」がこれから始まるのだ。そう思うと「がんばったね」ではなく、「これから一緒に戦おう」という気持ちを持つ事が大事ではないか・・・そんなことを考えていた。いろいろ考えさせられた高校野球。同じ勝負の世界に身を置く人間として、勝者よりも敗者の方に気持ちがいってしまう。1、2年生はもう来年に向けて始動しているのかもしれない。3年生はどどうしているのだろう。でもはっきり言える事は「この経験は人生のムダにならない」ということだ。それだけ伝えたいと思って、今日は終わりたい。

















[PR]
by kusanokenji | 2014-07-29 08:27 | ■連載“日々努力”