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第2304話・・・その人に似合う言葉

何を言うたかより
   誰が言ったか!

同じ内容の言葉を発しても、発する人(話し手)によって、聞く人の受け止め方が全然違う。素直に聞ける場合と、そうでない場合があるのは多くの人が体験したことであろうと思う。「あんたにだけは言われたくないよ〜」と思われないように、日頃からの行動、言動に気をつけたいものだ。

相手をうまく動かそうとするより
いかに喜んでもらうことのほうが
はるかにうまくいく。
このことが分かるには、
そのように心がけて動き出してから
やはり最低10年はかかる。
人に信用されるには、
その人からかもし出る人間性でしかないことが
より一層鮮明になってきた。
やはり日々精進が必要だ。
先日の強化練習会でも、中学生と高校生に
「こうして努力できることを楽しもう!」
「結果を求めない努力を精進と言うんだよ」
「あ〜、努力って、なんて楽し〜いんだ、いいな」

そして、こんな話もした。今も104歳ながら
現役指導されている剣道の先生の話をした。実際にその先生から現在も指導を受けている生徒さんに聞いた話で恐縮だけども、「剣道とは」と教えるとき、その先生は次のように教えられるそうです。
小学生には
乗物などでお年寄りを見つけたら「どうぞ」と席を譲る
ように教えるのが剣道です。
中学生には
中学で負けたら高校で勝ちなさい、と教えるのが剣道です。
高校生には
高校で負けたら大人になって勝ちなさい、と教えるのが剣道です。
大人には
知らない人と道ですれ違った時、「感じのいい人やな」
と思われるように教えていくのが’剣道です・・・・

何回聞いても味わい深い話だ。
話を聞いただけで、
まだ会った事の無い人なのに
なぜか、目の前にその先生の顔や立ち居振る舞いが
浮かんでくる・・・・。































by kusanokenji | 2014-07-24 11:12 | ■連載“日々努力”