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by kusanokenji
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第2286話・・・急成長の陰に

技術は動きの上に乗っ掛かる!

こう言い続けて20年。
目の前の成果を求める指導者にはなかなか理解してもらえないもどかさしさ。
自分が監督の時は、中長期的視野で実践し、それなりの成果も見えたが
せっかちな日本人にはなかなか普及はもどかしい。
特に、勝ち負けのはっきりするスポーツ界は典型な世界だ。

ならば実践して証明するしか無い・・・
正しいものは何時の世も正しいのだから・・・・・なんて思いながら。
しかし中学生は時間がない。とくに初心者にはもう少し時間が欲しい。
高校に理解してくれる指導者がいれば別だがそれがなかなか(泣)
周囲を納得させ、信念を継続するのは至難の業だ。

こういうジレンマを抱えながらも
「子どもを故障から守る」
「楽しみながらやる気を育てる」
この信念は揺るぎないので、別にいいのだが、少数でも
本気で子どものことを優先して考えてくれる理解者がいることが救い。

昨日までの某中学校女子バレーボール部の強化練習会。
目を見張る急成長を見せてくれた。
苦手なレシーブを克服する者、
得意なプレーに磨きをかける者、
なが〜いトンネルを抜けたらそこは雪国だった、みたいな
そんな、希望の見える光景に出会った。

急成長の要因はなによりもこれまでの地道な蓄積によるもの。
ぼくにはこれしか考えられない。
「技術は動きの上に乗っ掛かる」そのもの。
その考えを見事に実践してくれた。
顧問と選手の、これまでの地道な努力を賞賛したい。
すぐに県大会で結果にむすびつくかどうかはわからないが
すくなくとも高校、大学、社会人へとつながる成長の道であることは間違いない。
滞在中、高校生が駆けつけてくれたが
言わずともなんらかの悩みと故障を抱えているのは体と動きを見れば一目瞭然。
そいう姿をみる旅に、目の前で頑張っている中学生の選手たちには
これまでのプロセスを理解してくれる高校指導者に預かってもらいたいと
切にお願いせずにはおれなかった。
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by kusanokenji | 2014-06-29 09:01 | ■連載“日々努力”