第2278話・・・評価
2014年 06月 18日
しかし気にするな!
誰だって、思い切り他人を評価しているものだ。
例えば
サッカーワールドカップ!
誰もかれも、一人前の「にわかコメンテーター」になる。
微笑ましいといえば微笑ましい光景。
言われる方はたまったものではないが頑張ってほしいものだ。
ひるがえって
部活を考えてみるに、指導者の存在、あるいは影響力は大きい。
子供に「いい指導」をしている指導者ほど自画自賛が少ないと感じる。
そのぶん、他者から「いい評価」をもらっている。
いい「評価」とは、強い弱いではない。
大人をも引き込んでしまう魅力というか、「ひたむきさ」の教育である。
こどもに「ひたむきさ」を指導できる条件は
「頑張らせる指導」より「頑張りたくなる指導」そのものである。
ところが、このご利益は、なんと、未来の自分に還ってくるのだ。
選手を叱咤激励して「頑張らせる指導」をしてきた指導者は
定年後に、「頑張らせる相手」がいなくなった時に手持ち無沙汰になるのは明白。
しかし、
「自分から頑張りたくなる指導」をしてきた人間は
自分自身の教育も同時に行っているのだ。
お陰で、今日も明日も「やるべきこと」に事欠かない。