第2273話・・・まずは近づく
2014年 06月 10日
監督の最大の仕事は
ベンチに入れない選手に
いかに心の充実を与えられるかだ。
先日の強化練習で、指導者たちに熱く語った部分である。
勝ち方よりも、選手との向き合い方。
そこが大事だからである。
人を育てるとか人間教育とか口では言っても、その実は心もとないものだ。
日本一にはなれなくても、日本一に近づく事ができる。
中学の日本一とはどんなプレーするのか
中学の日本一とはどんな行動をするのか
見た事もないのに最初からあきらめているのは選手よりも顧問。
そこにこそ問題があると思うのだがいかがであろう。
自然体公認講師養成講習会で「あなたは何でもいいから、これまでに日本一を目指したことはありますか?」という質問をしたのはそういう意味からである。目指す事の大切さ、努力する事の大切さ、そういうものを生徒や選手に教えるには、己の過去の体験がものをいう。もし、体験がなかったらどうするのか、だから研修があるんだ・・・・という考え。努力は結果ではない、そのプロセスが、後々の人生にものをいうのだ。だから結果よりもプロセスを大事にせよと言えるのでもある。
スパイクだったら
ジャンプのつま先の向きはどうなっているか
腕はどのようにスイングしているのか
いくらでも近づけることはできる
公式練習のボール拾いはどうしているのか
ベンチの選手の応援はどうなのか
荷物の整理はどうなのか・・・・・・・
学ぶところ、真似する所はいっぱいある。
ここを間違ったらとんでもないことになる。
先ずは見せる。近くで見せる。
そして一緒に行動する機会をつくってあげる。
これが最大の効果を生む。
指導者が「この子たちはこんなものだろう」と最初から
選手の限界を作ってしまって」いないか、大いに反省したいところだ。
「ベンチの12名の選び方」
「キャプテンの決め方」・・・・・学ぶ所はいっぱいある。
私が26歳で監督になったとき、女子バレーの世界は何も知らなかった。
そのとき選手は「私たちは勝ちたい」と言った。
どこまで勝ちたいの?と聞いたら「日本一になりたい」と言った。
それなら、今、日本一の所に行こう、とボクは言った。
そしてのこのこと出かけた。無謀な行動だ。
・・・・・・そこからボクの女子バレーは出発した・・・・・・・
顧問は時には無謀な行動をするくらいの気迫が欲しい。
体罰等の情熱とは次元が違う。
大事な子どもを預かる教師が
前例主義、事なかれ主義になってしまうのが怖いだけである。
ベンチに入れない選手に
いかに心の充実を与えられるかだ。
先日の強化練習で、指導者たちに熱く語った部分である。
勝ち方よりも、選手との向き合い方。
そこが大事だからである。
人を育てるとか人間教育とか口では言っても、その実は心もとないものだ。
日本一にはなれなくても、日本一に近づく事ができる。
中学の日本一とはどんなプレーするのか
中学の日本一とはどんな行動をするのか
見た事もないのに最初からあきらめているのは選手よりも顧問。
そこにこそ問題があると思うのだがいかがであろう。
自然体公認講師養成講習会で「あなたは何でもいいから、これまでに日本一を目指したことはありますか?」という質問をしたのはそういう意味からである。目指す事の大切さ、努力する事の大切さ、そういうものを生徒や選手に教えるには、己の過去の体験がものをいう。もし、体験がなかったらどうするのか、だから研修があるんだ・・・・という考え。努力は結果ではない、そのプロセスが、後々の人生にものをいうのだ。だから結果よりもプロセスを大事にせよと言えるのでもある。
スパイクだったら
ジャンプのつま先の向きはどうなっているか
腕はどのようにスイングしているのか
いくらでも近づけることはできる
公式練習のボール拾いはどうしているのか
ベンチの選手の応援はどうなのか
荷物の整理はどうなのか・・・・・・・
学ぶところ、真似する所はいっぱいある。
ここを間違ったらとんでもないことになる。
先ずは見せる。近くで見せる。
そして一緒に行動する機会をつくってあげる。
これが最大の効果を生む。
指導者が「この子たちはこんなものだろう」と最初から
選手の限界を作ってしまって」いないか、大いに反省したいところだ。
「ベンチの12名の選び方」
「キャプテンの決め方」・・・・・学ぶ所はいっぱいある。
私が26歳で監督になったとき、女子バレーの世界は何も知らなかった。
そのとき選手は「私たちは勝ちたい」と言った。
どこまで勝ちたいの?と聞いたら「日本一になりたい」と言った。
それなら、今、日本一の所に行こう、とボクは言った。
そしてのこのこと出かけた。無謀な行動だ。
・・・・・・そこからボクの女子バレーは出発した・・・・・・・
顧問は時には無謀な行動をするくらいの気迫が欲しい。
体罰等の情熱とは次元が違う。
大事な子どもを預かる教師が
前例主義、事なかれ主義になってしまうのが怖いだけである。
by kusanokenji
| 2014-06-10 11:19
| ■連載“日々努力”