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by kusanokenji
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第2244話・・・怒ること

怒ること

「自然体では怒ってはいけないんですね」とよく質問される。そんな時は「いや、そうではありませんよ」と答える。「えっ?」とされるので続けて次のように説明する。「怒らなければいけない時は怒ってください。怒ること自体はまったく問題ありません。むしろ『ならぬものはならぬ』の精神は、人間が正しく成長するためには大切なことです。人前で怒るなとか、感情で怒るなといった『怒り方』もあまり問題にしません。気をつけたいのは『何に怒るの?』です。怒らなければいけにときに怒れないとイライラしませんか。チームづくりで大事なことはここです」と説明します。

 「怒らなければいけない選手に怒れない」・・・・ここが問題です。たとえば、チームのエースで中心選手。だけど性格が悪い。我ままでさぼる選手。同じミスしてもこの選手だけ怒られない。さぼっても指導者は見ぬ振り。これが「指導者不信感」の原因になります。「特別扱い」「えこひいき」と受けとられてしまいます。これは大人の世界でも、小学生でも同じことです。「怒りにくい選手」を作ってしまうとこうなります。怒らないのなら、みんなに怒らないと徹底することです。怒るなら「わけへだてをしない」と決めることです。そうしないとチームの中はガタガタになるのは当然です。注意されたらふてくされる選手、でも中心選手だから、みんなが腫れ物に触るように接する・・・・そのまま放置しておいたら社会に出て困るのは本人です。腫れ物扱いにされた本人の人生がダメになる恐れがあるからです。親も、我が子可愛さあまりに部活や学校に文句を言う前に、「我が子を怒れない親」にならないようにしたいものです。学校は卒業してしまったら終わりですが「親子の関係」は一生続きます。

学校というところは、

先生や仲間との関係の中で

人の道の基礎を学ぶ場・・


と心得たいものです。

部活の指導者は「怒りにくい選手」と周りから思われている選手ほど、勇気を出して、嫌われてもいい、「人としての道」の愛情を注ぐことです。「怒られ役」の選手は人柄がよく、努力家が多く、本来なら「怒らなくてもいい選手」なのです。「怒りにくい選手」を怒らなくて、怒らなくてもいい「怒られ役の選手」ばかり怒っている指導者は小学生でも見抜いています。周囲の納得を得られるはずがありません。ここを頑張ってください。きっとうまくいきます。

 












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by kusanokenji | 2014-04-17 10:31 | ■連載“日々努力”