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第2239話・・・がんばれ3年生

先輩を大事にできない指導は崩壊する。
部活も職場も人生も同じだ。

従業員を幸せにできない会社が、お客さんを幸せにできる筈がない

部員を幸せにできないチームが、周囲から愛されるはずがない!

 

子どもも、部下も、従業員も

背中で良いことを覚え

顔で悪いことを覚える

顔色見て行動するのか、背中を見て行動するのか、その差は大きい。

人として育てる気持ちがあるなら、己の背中で教えることだ。

口うるさいより、温かい背中を見せることだ。

 

先輩を大事にしない部活はうまくいかない。

先輩の存在を無視して、能力のある新入部員を大切にし出すと

チームは確実にガタガタと壊れはじめるだろう。

人は人に無視されるのを一番嫌うからだ。

ましてや先輩として立つ位置を奪われると辛いに決まっている。

とにかく、いいチームをつくりたければ先輩を大事にすることだ。

大事にするということは単純に試合に出すことではない。

ここを誤ってはいけない。

雑用を率先してやらせることだ。

「やらせる」のではなく「やりたくなる」ようにしてあげることだ。

そのためには先輩に誇りと自信をもたせることだ。

自信ある人間ほど、雑用を行うことを嫌がらない。

自分のやりたいことをやっているときは「やる気」は必要ない。

「やる気」は、やりたくないことをやるときに必要だからだ。

 

先輩が「私たちのチームだ」という誇りを持つことができれば必ずうまくいく。

そして、そのことは将来の幸せを獲得するための準備でもある。

何年か先に待っているものは「仕事」であり、「家庭」である。

職場で信頼され、家庭でよき妻、よき母になる準備でもある。

 

 

 

 


by kusanokenji | 2014-04-09 10:33 | ■連載“日々努力”