第2236話・・・部員勧誘4
2014年 04月 04日
高校生の場合
近年、初心者の高校生バレーボウラーが増えてきたように感じる。
特に男子バレーにその傾向がみられ心から拍手を送っている一人だ。
「名選手、必ずしも名監督にあらず」の言葉もある。
彼らの中から、経験や実績に頼らない指導者が出現する可能性も高い。
目先の優劣に囚われず、自分を磨く場として頑張りとおしてほしい。
推薦制度やスカウトなどと縁のない「初心者が入部する高校部活」は
どんな運営・指導をされているのだろうか。興味あるところだ。
中学校とちがって、入学特別推薦枠を持っている高校は案外多い。
強豪・名門校では都道府県のJOC選抜メンバーに選ばれた中学選手を
中心に選手争奪戦が始まるが、晴れて入学してもすべてがうまくいくとは限らない。外から見る姿と、中に入るのとでは大きな差があるからだ。
特に将来を嘱望される選手には
多くの高校からスカウトされることも珍しくない。
成功するための心得みたいなものを書いてみる。
<スカウトされる立場の心得>
有望選手を抱える中学校の顧問も大変だ。
顧問も親も慣れない対応に頭を悩ませたりすることもしばしば。
当然入学条件は各学校バラバラであり、口説き文句もバラバラ(笑)である。
ついついネームバリューや入学条件、情熱の差で決める場合が多いようだ。
しかし、それだけではチームの実体はわからない。
簡単に飛びつくと後で後悔することもある。
そこで、こんなアドバイスをしたことがある。
「選ばれるのでなく、選びなさい!」
Ⅰ中学校の3年間でこのように育てています。
Ⅱそれは、将来のことを見据えてのことです。
Ⅲ高校の3年間でどのように育ててもらえるのでしょうか?
上記の3つは中学校の顧問が、高校の顧問に伝えて欲しい内容である。
このことをしっかり伝えて、高校3年間でどのように育ててもらえるのか
その考えをしっかり聞いてから考えたらどうですか・・・・・と。
(できたら文書でもらう)
当然中学校顧問も中学3年間の「育成計画書」が必要なことはいうまでもない。