第2234話・・・部員勧誘2
2014年 04月 02日
部員の勧誘・・・具体的には、どうするか。<講義より抜粋>
小学生の場合は・・・・
例えば、お母さんに「このチームに求めるのは何ですか、3つ書いてください」
とお願いします。
まずは、親の考えを聞くことです。
いろいろありますからね。
「勝ちたい」と思う親もいれば
「仲間と一緒に集団生活ができればそれでいい」という親もいる。
「少しでもスポーツに関わって欲しい」という親もいれば
「体が弱いので」と健康づくりにプラスになればと考えている親もいる。
それぞれに期待感があるんですよ。
しかし、「3つ書いてください」と言われると、ハタと困る。
そして真剣に考える。
そこで、チームの指導方針を説明する。
こういうプロセスを得ると、「親の納得」「親の信頼」「親の応援」を得やすい。
「あまい言葉」、「あいまいな言葉」で勧誘するな!
いつかか必ず問題が出る。
入ったら、全然違う。ということになりかねない。
つまり、自分たちで、問題ができるようにしている。
「私はこういうことを大切にしています」とか、
「こういうことをしたら叱ります」とか「こういうことしたら試合に出しません」とか
自分の方針や考え、躾についての基準などをオープンにすること。
はっきりと約束事をしっかりしていないから、問題が起きる。
入口をしっかりしなさい。ということですよ。
はじめをしっかりする。
子どものうしろにいるのは、
人間関係にもまれ、人生経験豊かな親ですよ
そのことも知らない教師、指導者がいるので気をつけましよう・・・・と
講義では説明しています。(続く)