第2212話・・・鈍感ぐらいでよい
2014年 02月 07日
だから今でもこうしてお付き合いできていると感謝?している。
鈍感メリット「その1」
罪を憎んで人を憎まず!
これができますね。
僕なんか、26歳で監督になったけど
監督になりたてはやっぱり張り切るものです。
猛烈に頑張るので、なんでもかんでも自分のものにしたがります。
昭和の時代、それも女子バレーの世界、そしてうら若き乙女たち。
恋もしたいし、遊びもしたいし、化粧もおしゃれもしたい・・・・・
それなのに、男と付き合うな、休みはなし、化粧はするな、
ひたすらバレーボールに青春を賭けろ!・・・こんなんでしたね、ハイ!
今の時代ならもう滅茶苦茶ですね(笑)
(当時のみんな、ごめんね、愛しているよ)
当時でも人間の本能の欲求だから、簡単に抑制できるわけありませんよね。
「隠れてやる」者が出てきます。ルール破りです。そして、
知らなかったのは僕だけ!・・・・ってこと何回も何回もありました(笑)
落ち込んだり腹を立てたりしたけど、
何回もつづくとさすがの自分も「あ~そういうものか」と
女心(おんなごころ)が少しづつわかるというか、理解できるというか
学習できるようになりました(笑)。
自分の思うとおりになるわけないって、そういう経験で悟ったってワケです。
これが鈍感のはじまり!
これが大事だと思うのです。
なんでもかんでも「許さん!」では人が全部逃げてしまう。
「許す」ことは「活かすこと」だと少しづつわかったような、
そんなことを学んだ若いころの監督時代です。
約束を破るのはそれなりのペナルティーは課しても、絶対人は憎まない。
しばらくするとケロッとして、すぐ忘れてしまう。
これが大事ですね、いつまでも根に持ったら、命がいくつあっても持たんですね。
鈍感ぐらいがちょうどいい(はいっ!)
でもね、最近思うのは、真面目に約束守って、頑張る人も中にはいるのです。
クラスでも部活でも職場でも、それは同じですよね。
ちゃんと努力して約束守って、頑張った人に何をしたか?
「ちゃんと約束守ってくれてありがとう!」
この一言を、言ったことのない自分に気が付いたのです。
これはいかんですね(汗)
その時は、どうしても約束破った人間のことばかり目立って
約束守ってくれてる人への気配りが忘れ去られてしまう。
これはまずい!
この鈍感はいけません。
気くばり不足でした(礼)
今頃おそいかもしれませんが
「約束守ってくれてありがとう!」