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by kusanokenji
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第2176話・・・「中学一年生」の続き

前回の続き(越川選手のインタビュー記事)

――ゲーリー監督は「アジア選手権以降はサーブとブロックを強化してきた」と言われていましたが、ブロックの方は? 基本はリードブロックですよね?
基本はリードブロックだけど、状況によってコミットもあります。まずブロックは、目の動き。それについてはすごく「なるほどな」と思ったこともあった。実際それをやりながら、慣れてきて、できるようになってきた。

――目の動きって?
簡単に言うと、ボールから目を離す時間が長い
――今までに比べて?
今までに比べて。
自分たちがサーブを打ちます、ネットを超えます、で、相手がパスします、そうしたら、ボールがどこに返ったかがわかるじゃないですか。そのあとはボールを見ないでセッターを見る。もちろんその間にアタッカーの動きとかも見ますけど、基本的にはセッターを見るんですね。セッターがボールを上げるまでセッターを見る。上げたらまたボールを見て、どの位置に上がるか。どの位置に上がるかはセッターの動きを見ていればわかるんですけど、上がったあとに、ボールがどの辺に飛んだのかなというのを把握したら、次にすぐアタッカーを見るんです


――今まではずっとボールを追っていたの?
やっぱりボールを追っている時間が長かったです。それが、ボールを追う時間を減らして、相手の体の動きを見る時間を増やして読むっていう感じ。トスもそうだし、スパイクに関しても相手のアタッカーの癖を読んで、っていうリードブロック。

――なるほど。
その中にもちろんコミットもオプションで付け加えていくわけですけどね。リードブロックって今までボールについていくみたいなイメージがあったじゃないですか。確かにボールにはついていくんですけど、読むのはボールではなくて、相手のプレイヤーの動きを読む

――結構意識の変換をしないといけない?
そうですね。そういところなんか、今回実際のゲームでどれだけ結果が出せるかというのをみんな楽しみにしています。 
だから、さっきも言いましたけど、もちろんチームとしても選手としても「結果」は欲しい。でも、それも大事だけど、やってきたことがゲームでどれくらい結果が出るか、ということの方が僕は今は大事だと思っていて。

――見る方にもそこに注目して欲しいですか。
そうです。ただやっぱり見ている方は「何をやってきているのか」ということは知らないわけだから、ちょっと複雑なところはあります。
――なるべく伝えられるように頑張りますね。
それを伝えていただけるとすごく有り難いですね。ゲーリーが代表監督になって半年ですけど、半年と言っても実質チームとして練習しているのは2ヶ月ちょっとくらいです。5月の20日に始まって、ゲームをやりながらお互いを知るために色々やって。8月にゲーリーが「こういうことがしたい。こういうことが必要だ」と言って、やり始めて。で、そこに不運にもあれがあって、色々言われるわけですよ。
――私も書きました。
まあそれはいいんです。ああいう結果だったからね。でもそれに対しての声を聞いていたんじゃ、改革は進まないと思うんですよ。僕らは今、言ってみれば「中学一年生」のようなものなんです

ということでした。
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by kusanokenji | 2013-11-25 08:54 | ■連載“日々努力”