★★★★★


by kusanokenji
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

第2132話・・・思いをつくる

大阪で沖縄の三味線(さんしん)をつくっている人がいる。
ほとんど売れないらしいが・・・涙。
しかし、楽しくて楽しくてしかたないという。
それを見守る奥さんが、これまた嬉しそう。


作った三味線を自分で弾く。
その音色を楽しみながらまたいろいろ作っていく。

沖縄から本土に来て50年。
まだパスポートが必要な時。

故郷(ふるさと)への思いは消えない。
思うだけでは満足できないので、つくる!
まさに
「思い」をつくっている姿。

翻って・・・
バレーボールへの「思い」をもって生きている人は多い。
現役の監督の時は自分のことでせいいっぱいでそこまで見えなかった部分もあるが
「思い」の強さ・弱さは、実績にはまったく無関係だ。
バレーボールに深い愛をもっている人たちが、自然に見えだしたのは
やっぱり、監督を辞めてからだ。
それまでは、誰もが体験するように
「どうして俺だけこんなに苦労さするんだ!」
そんなことを考えていたように思う。
今思えばまったく自分中心だったような、忸怩たる思いになる時もしばしば。

現役の時は、これもやっぱり、チームの強さ・弱さに関係なく
「勝ちたい」「選手を変えたい」
という気持ちが強かったようだ。これは仕方ないが、でも
気持ちが偏ると、他が見えなくなる。
「勝ちたい」「変えたい」という思いが強ければ強いほど疲れる。

相手を変えたいと思えば疲れるが
自分を変えたらこんな楽しいことはない


冒頭の、沖縄三味線を作っているおっちゃんは
きっとこんな気持ちなんだろうな。
自分も、大分そこに近づいているのは間違いない(ニコッ)
「バレーボールへの思い」をつくるのが楽しいからだ。
10年前に作ったものも
さっきつくったものも
明日、誰かに喜びを与えるかもしれない・・・・

いいものをつくる
喜んでもらえるものをつくる
そして、それを、惜しげもなく提供すると
もっといいものができる
これが「思いをつくる」ってことやなと勝手に解釈しているのだが。
[PR]
by kusanokenji | 2013-09-05 11:04 | ■連載“日々努力”