第2083話・・・教えるより育てよ
2013年 06月 04日
小学生の試合を見て目が点になった。
中学生の試合を見て「なんじゃこりゃあ」と❗びっくりした。
小学2年生、3年生が試合に出ていた。
指導者も親も心配だけど得意げだ。
これに驚いた。
スパイカーは6年生のエース一人。
100%彼が一人で打っていた。
トスを上げる人が6年生。
後は2年、3年。
3セットみたが、2年、3年の4人は、一回もボールに触らなかった。
そして、試合中、一歩も動かなかった。
僕は質問した。
どうして動かないの?
ここを動くなと言われているから・・・。
僕は、指導者に言ってしまった。
「そこから動くな」と教えられた子供はどうなるのですか?
「バレーボールは動いてはいけない、と脳に記憶されますよ」・・・と。
教えなければいけないことは「基礎の基礎」
算数の勉強で言えば小学2年で習うかけ算の九九。
これは知識として覚えなければいけないこと。
なぜならば、九九ができないと生きるために必要な計算ができないから。
これは教えよう!
そして教えなければいけないことです。
腹が空いた人間に魚を与えるのでなく、魚の獲り方を教えるのと同じ考え。
そのような考えでバレーボールも教えたいものです。
子供が育つために必要な基礎知識を教える!
これが大事と言う意味です。
バレーボールをやり始めた子供が
「一歩も動くな!」と教えられたら、それが脳と体に覚え込まれます。
その子の、その後に、プラスになるとは僕には思えません。
中学生の試合?
そては弊著に書きました。