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by kusanokenji
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第2045話・・・おひなさま

お母さんは私たちに
お金で買えないものを
ふんだんに与えてくれたのです


もうすぐ「おひなさま」ですね。
女の子のいる家は大変だろうな。
先日の、トップレベル教室で次のような話をしました。
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岐阜の下呂というところではな、お雛様の日は小・中学校は学校ら帰ったら大きな袋をもってその家に行くんや。どこの家でもお菓子を用意して渡す行事がまだ残っているんや。子供達はお菓子をもらいに家々を回るんやな。それがず~っと昔から続いている行事らしい。僕がいつも泊まる宿では、親子三代が使ったお雛さまが飾ってあるんや。手作りのお雛様も沢山あって、ほんまにええもんやなと思う。

<ここから、やずや・心の文庫に書いてある話を紹介>
随分前だけど28歳の中学校の先生が、朝日新聞に投稿していた話らしい。
「小学校3年生の3月、クラスの女の子が、親から大きな立派なお雛さまを買って貰ったと自慢していました。その子は私に『あなたの家は4人姉妹だから、さぞかし大きなお雛さまがあるんでしょうね』と言いました。自分の家は貧しいので人形が買えないことくらいわかっているのに、答えに詰まってしまい『ない』という答えが素直に言えず、情けない思いをして家に帰りました。そして、母にそのことを正直に打ち明けたのです。すると母は、こう言いました。『家には可愛いお雛さまが4人もいるから母さんは人形なんかなくてもとても幸せなんだよ」そして、お風呂から上がるとびっくり。居間の1間幅(1,8m)の出窓のところにお母さんが風呂敷を敷き、ひな壇に見立てて、お風呂上がりの湯気の立つ娘を一人づつ並べて座らせてくれたのです。離れて眺めたり、近くに寄って髪の毛や寝間着整えてくれたりしました。そして『どの子が一番可愛いかな』と言うので私たちはみんな精一杯のすまし顔でお母さんを見つめました。お母さんは腕組みをしながらうなっていたけど『みんな可愛いね。家のおひな様はどこの人形よりも可愛いよ』と言ってくれたんです。私たち姉妹はその一言だけで満足でした。それから私たちは折り紙で着物を作って、顔を書いてくっつけて、大きな段ボール箱に段々に張りつけました。これは我が家のひな人形となり、何年もの間、桃の節句を祝ってくれました。豪華な人形よりも、この不揃いのおひな様の方が私たち姉妹にはよかった。お母さんは、私たちにお金で買えないものをふんだんに与えてくれたのです。子供の心をいつまでも明るく受け止めてくれた。その感謝の想いを込めて今ここに書きます」
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心を豊かにしてくれた親。
お母さんの心が豊かやから、子供の心も豊かに育つんやな。
勉強の成績や試合の成績で他人と比較較したりするのは、
心が貧しいからやぞ。人と比べるのでなく、自分の中で良い物を探そう!
そんな話でした。
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by kusanokenji | 2013-02-28 13:46 | ■連載“日々努力”