第2000話・・・空気を読む
2012年 12月 21日
指導者のコミュニケションスキルに必要のは
一方的に喋る、書くこと、伝えることではない。
人を指導したり、人前でしゃべるとき私が気をつけていること。
1、相手が、今、知りたいのは 何か
2、相手に、今、伝えたいこと、言いたいことは何か
このギャップを把握すること!
そのために、講演前、講習会前の10分間は何よりも大切な時間。
会場の空気、体育館の空気をいちはやく感じ取る。
いわゆる「空気を読む」ことである。
その中から、これまでの引き出しを総動員して
本日のテーマと接点を見出しながら話を進めていく。
勿論、リアルタイムに反応を見ながらの修正の連続である。
原稿の棒読みなんてとんでもない。
難しいことをわかりやすく
しかも面白く、おかしく
でも、涙も必要!
「あー」とか「えーと」とかもっての他!
リズムやテンポはここにも必要。
「なるほど!」
「そうだったのか!」
「う~ん!」
「ハッ!」
「ドキッ!」
指導者に必要なコミュニケーションスキルである。
来週の沖縄での講演テーマを少しばかり披露しました。
ちなみに論語では
辞は達するのみとある
「辞」を「言葉」に置き換えて
「言葉は人に伝えるだけにある」
「言葉は人に伝える手段」
「余計な装飾や意味がわからなくなる言い回しをするな!」とある。
この練習の目的は何ですか?
と選手に質問されたら、やさしく、わかりやすく
簡潔に、スーッと落ちるように答えてあげましよう!