第1953話・・・論語はいいな
2012年 12月 11日
思いて学ばざれば、すなわちあやうし
孔子は「考えているばかりでは何も解決しない。
一人で考えるだけで広く学ばなければ、狭く偏ってしまうよ。それより
きちんと書物や人から学ぶことが大事です」と語っている一方、
「人は学んだだけで考えることをしないと、
何もはっきりわからないよ。」とも言っています。
つまり、学ぶことと考えることはどちらも大事ですよ、と言っているのですね。
と、安岡定子さんは解説しています。<致知1月号>
わかるということと
実行できるということは違う
と、第1950話で書きました。
人に聞いたり、本からから学んでも、行動して自分で考えるということをしないと本当はわかったことにはならないよということですが、そういうことをズバッと2千5百年も前に短い言葉であらわしているのが
学びて思わざれば・・・・
思いて学ばざれば・・・・という言葉です。
もう、本当に「納得」です。
で、
そういうことを踏まえて子供にどのように落とし込んでいけばいいか・・・
となるわけですが、これは「教え過ぎない、与えすぎない、押さえつけ過ぎない」
つまり「自ら聞いて、見て、判断して行動してもらう」という指導方法が見えてきます。
今日もがんばりましよう!(^^)!