第1927話・・・中学生人間学⑥
2012年 10月 26日
君は飛び越える?、回る?
それともバチャバチャする?
中学生になったら「考える習慣」が自然に身につく。
わざわざ水たまりに入っていかない知恵がある。
この知恵は「わが身を守る」という知恵。
好奇心や冒険心よりも保身が顔を出す。
自分で自分を守るのは大切なことであるが
「飛び越える」「回り込む」行為が
「目の前の課題を避けて通る」ことばかりにならないことも大切である。
時には長靴はいて、水たまりにはいることも必要ではないか。
重たい荷物を持つとか
お手伝いを率先するとか
先頭に立って走るとか
一番前に座るとか
生徒会に立候補するとか
掃除当番を受け持つとか
とにかく、人の嫌がる仕事をやる!
これは若いうちに経験しておいたほうがいい
目の前にあるやるべき課題から目をそらし
避けてばかりで勉強もせず
甘えてばかりで自分を磨かず
何かを犠牲にすることもできず
何かに熱くもなれず
世間を斜めから見るばかりの
暗い青春を過ごすのだけはやめよう。
時にはバチャバチャもやろう!