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by kusanokenji
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第1920話・・・スパイクの踏込み

強いスパイクを打ちたければ

今日は、少しだけ技術論を書こう。
あくまでもご参考までにということであるので、これが絶対ということではない。
しかしながらこの前、北海道での男子中学生への強化練習の冒頭に次のことを話した。
「勉強するということは、新しいことに出合うということです。
新しいことに出合うということは、これまで知らなかったことに出合うということです。
今日は、これまで本にも書いてなかった新しいことをいっぱい教えます。」
その中の一コマを。

強いスパイクを打つには、力任せで、力感いっぱいに打つのでなく
「踏込み」がポイントになるよ!
「踏込み」とは・・・助走の最終形
「助走の最終形」とは・・・ジャンプの一つ前の動作
と、そんな話である。

スパイクのジャンプ動作で大切なのは、「ジャンプの高さ」ではない。
いくら高く跳んでも、だから強いスパイクが打てる、という意味ではないということ。
勿論、ヤクルトジャンプより、牛若丸ジャンプの方が良いのは当然であるが
大切なのは
1、「ジャンプのタイミング」
2、「ジャンプしてから次の動作(スイング)までに脱力すること」


ジャンプのタイミングは、トスのブレを修正するため
脱力は、早いスイングをするため

トスのブレを修正するとは、トスに合わせるジャンプという意味
トスに合わせるジャンプをするには、ジャンプの一つ手前の動作でしか行えない
クイック動作でよくみられる光景の一つに
ジャンプしてしまってトスがまだ上がってこない!
そんなことをなくして、常にドンピシャのタイミングでジャンプしたいものです

ジャンプの一つ手前の動作とは・・・・これが「踏込み動作」
しかし、踏み込み動作は、両足が空中にある!

両足が空中にあるということは、体が宙に浮いていること
体が宙に浮いてしまうと、自分の意志で体を操作するのは難しい
したがって
「いつジャンプすればいいか?」の操作は、足が床についている間に行うしかない

右利きの場合
「右脚を前に出す動作」の一つ手前の動作を 「左足のタメ」 と呼ぶ。

このタメを作るには、左足に体重を乗せるとよい
左足に体重を乗せると、右足が自由になる
右足が自由になると、いつでも動かせる状態になる
この状態が、「トスのブレを修正できる状態」
そして、「するどい踏込を実現できる準備ができた状態」という

さらに
「左足に体重を乗せた状態(これタメという)」から
トスを見ながらジャンプのタイミングを測りながら
跳ぶのは「いまだ!」と、決めたら

そのまま踏み込み動作に移行するのではなく
「体重を乗せた左足の膝を少し緩める」

膝を少し緩めると、その瞬間、床を蹴る力が増大するので
「するどい踏み込み」が可能になるということ。
この2段モーションみたいな動きができると、
試合中に見られるバタバタ感から解放されるだろう。
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by kusanokenji | 2012-10-16 09:43 | ■連載“日々努力”