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by kusanokenji
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第1874話・・・心の教育

体育館では上級生が教えるからね
その代わり、親には甘えたらだめだよ


1年生から6年生の小学生の子たちにこんな話をしました。
「僕の孫が君達より小さい頃、僕と二人でいるときはとてもしっかりしていて、聞き分けがいいんだけど、母親の顔みるとそうではなくなるんだよな。君たちもすぐに親に甘えるだろう。でも、おうちではいいけど、こうしてバレーするときはそれはやめておこうよ。『お茶とって』とか、『あれもってきて』とか『これもってきて』とか、そんこと体育館では言わないようにしようよ。そういうことを上級生が話し合って決めてください。『うちのチームは練習する時は親に甘えません、だから親も子供を甘やかさないでください。私たち上級生が下級生の面倒を見ますから!』と決めてください。そして下級生にも、指導者にも、保護者にもきちんと伝えてください。君達ならできます。お願いしますね。今から実行してください。」

僕は、朝早めに会場に行って、開講式までの時間に子供たちの様子を見ます。
そのときに現在のチーム状況や心の状態、技術の状態が出るからです。
中学生は「心の教育」を受けているかいないか極端に出ますね。
心の教育が行き届いているチームの選手は動きが違います。
プレーの動きではありませんよ。
「自分がする仕事はないか」という動きです。
心の教育ができていないチームは指示がないと自分から動きませんからね。
そこの場に指導者がいないのが一番の問題ですが・・・。

小学生の上級生が下級生の面倒を見ている姿はいいですね。
完全に母性ですね。
それが中学生になるとどうしてできないのか?
でも、できているチームもありますから、指導者の問題が大きいですね。

冒頭の話に戻ります。
小学生は指導次第です。
力を引き出してあげて欲しいと思います。
by kusanokenji | 2012-07-20 09:26 | ■連載“日々努力”