第1870話・・・不思議な空間
2012年 05月 21日
2週続けての北海道。
今回は中学生男子16名。
小学生女子12名。
バレー大好きな子供たち・・・
上手くなりたい子どもたち・・・
学びたい指導者たち・・・
そういう人たちに囲まれた二日間は「不思議な空間」でした。
淡々と・・・しかし熱々と・・・
「つきたての餅から ”鏡餅”を作っている感じ。
手のひら全体を使って、大きく、ま~るく、
撫でたり、さすったり、叩いたりしながら形を整えていくプロセス。
凹んでたら加えてやり、凹があれば叩いて平らにしてやり
大きく抱きかかえながら、まあ~るく、まあ~るく形を整えていく。
子どもの指導って、そんな感じではないでしようか・・・」
そばで見学されている指導者への語りかけ。
「君らがもっと成長を臨むなら
小学校の時、全国大会に出たことを忘れることやな。」
中学1年生男子への語りかけ。
「君らの笑顔って天使やな。
中学校に行ってもその笑顔を忘れんときや」
小学校5年生、6年生の女の子への語りかけ。
目をキラキラさせながら聞いてくれる子供たち。
動きが素晴らしい。見とれてしまう。
マイクも笛も使わずに過ごした二日間。
目の前でどんどん成長してくれる子供たち。
子供たちへの「期待」とか「求める」とか
そういう上から目線はみじんも湧き出ず
淡々と、しかし熱々と
どんどん前を向いて、可能性に挑戦できた二日間。
子供たちに感謝できた二日間でした。
教える・教わる関係も自然であるけれども
一緒に作品を制作する同志・仲間・ダチ?
ありがとう!