第1865話・・・事前準備
2012年 05月 14日
頭の良さと育ちの良さを感じさせる女性です。
好きな女性の一人ですね!(^^)!。(一番好きなのは十朱幸代)
5月19日発売の「週刊現代」にドキッ!とする記事が・・・。
「とにかく一つ質問したら、そこから導き出される答えを一生懸命に聞く。すると、その中から次の質問が浮かび上がってくるのです」
彼女はインタビューの時はメモを取らない。事前に質問を箇条書きにしたノートも用意しない。長年インタビュー の仕事を続ける中で、彼女が次第に取り始めたスタイルだ。
「あれこれ準備した質問をこなすよりも自然と会話に流れができるし、自分の想像と違った一面が見えたときに、フレキシブルに話題を移していけることができますしね。自分は“何を聞きたいのか”という軸を頭の片隅で、いつも意識したうえでの話ですけど」
「インタビューをしているときは顔ではニッコリ笑いながら『もっと具体的な話はないかな』『この話をどちらにもっていこうかな』と頭の中でぐるぐる考えてばかり。話に興味を持っていることを相手に分かってもらうには、態度や表情や相槌を駆使して、さり気ない好意を常に伝えないといけませんから」
ワクワクしながら読みました。
もう、すっかり共感しました。
まったく同感、同感!!!!!
自分も10人であっても、500人であってもけしてメモなど持たずにやります。
それは「目の前にいる人が、“次に何をすればいいか”、の答えを出してくれるから」です。
だから、必ず、講習の前にはしばらく子供たちが遊んでいる姿を観察します。
「次から次にメニューが出る」と言われますが、実は頭の中はぐるぐる巻きなのです。
実技の時、できる子、できない子、
すべてが「次に何をすればいいか」の答えを出してくれます。
だからドンドン「メニュー」が変わっていくのです。
講義でも「この話はつまらないよ」とかもビシビシ伝えてくれます。
適当な相槌か、本気な相槌か・・・・これもすぐわかります(笑)
それらを感度よく察知してさり気なく話の内容を変えていくのです。
わかったような顔していてもすぐに「本当はわかってないな」とすぐわかります。
ですから、もっとわかりやすく喋らんとあかんな、と・・・・。
だから終われば"ぐったり!”。
その後の懇親会・・・・勝手気ままな人を相手するのは疲れを倍増させます。
でも、心の通じる相手と飲むと癒されます。これが救いです。
阿川佐和子の聞く心得
・上っ面な受け答えをしない。
・相手の目を見る。
・安易に「わかります」と言わない。