講習会(岐阜県)
2005年 05月 15日
5月14日:川辺小学校、川辺中学校(男女)、阿木中学校(80名+40名)
5月15日:川辺小学校、川辺中学校(男女)、(生徒70名、保護者40名)
<若いママさん・ハツラツ軍団>・・・とにかく若い!初日は育成会主催の懇親会。父母の懇親会これが初めてとのこと。で、20数名集まっていただき大いに盛りあがりました。2日目は小学生の低学年も参加したのでお母さんコーチ陣が頭の柔軟性よく、指導ポイントののみ込みもバッチリでナイスコーチング(写真参照)!そして自分も「もっと上達したい!」という意気込みが素晴しい!なにせ31歳、32歳、33歳・・・これは実業団現役選手ですよ。これだけ若くて活発な保護者の多い川辺町の未来がとてもあかるく思えました。いい町でしたよ・・・。また会いましよう!
<子供が育つ環境を発見・・・!>・・・2日目の後半でのできごと。「次は“さぁ~こいレシーブ!”のつなぎに入りますので、コーチの方はボール出しお願いしますね」と言った所、関係者がぞくぞくコートに降りられて、その数10数名(写真には入りきりません)。残りは舞台上での応援。コートには中学生の男女、小学生約70数名と大人が20名。1本ごとに腹の底から「さぁ~こい!」と掛け声かけてボールを追う子供に丁寧にボールを出す大人たち・・・・。館内が一糸乱れぬ”動いている絵”に変身した。壮観である。大人と子供のコミュニケーションが絵になっている。これは「子育ての場だ!」と直感。ややもすれば、極端なデシャバリ保護者や無関心保護者でトラブルを招いたり、勝利至上主義の弊害で関係者が心を痛める事例が多い中、素晴しい光景だ。今まで熱心に講習会を勉強されていたのだろうか。どこのグループも脱線していない。たいがいはJRみたいに脱線するグループがあるのだがここでは見当たらない。大人と子供がボールと一体化しているではないか。これは素晴しいことだ。その後はクールダウン時間を利用してコンディショニング。今度は舞台上で応援していたご父兄も積極的に参加・・・・いやいや良かったですよ!あっちこっちで悲鳴をあげながら、でも、みんな顔が笑っている。 聞けばこの地区には小学生バレーがなかったそうだ。それを当時ご父兄の肥田さんご夫妻が立ち上げたのが6~7年前。今では町のバレーボールの中心的存在だ。今回も川辺中学校の渡辺先生とお二人の呼びかけで実現したこの講習会。たまたまこの日にキャンセルが出たことを知ったその場での決断に敬意を表したい。これまでのご苦労は並大抵ではなかったはず。この姿を見られてどう思われたのでしょうか。少しでもこれまでのご苦労が報われたなら大成功だ。肥田さんご夫妻!これからも自信持って頑張ってください。行政や学校では手の届かない子育ての部分の一役を担っているのは間違いないことですから・・・。