第1850話・・・声
2012年 04月 18日
見えないものを見る、 聞こえないものを聞く
未熟な小学生、中学生の状態は
見えるものも見えない
聞こえるものも聞こえない
こんな状態ではないでしょうか?
見たいものしか見ない、聞きたいものしか聞かない!
そういう状態であると思えば、次の対処方法が見つかるのではないかと思うのです。
それは「感じる」しかできないことなのです。
この「感じる」ことさえしなくなったら冷たい人間と思われても仕方ありません。
我々大人だって、偉そうに言っても未熟な子供たちと大して変わりません。
体育館でバレーボールの指導をしているとき
地球のどこかで起きている戦争の音や、爆弾の音は聞こえません。
東日本の震災に遭われた人の声は聞こえません。
病院で危篤状態にある人の声や家族の悲しみは見れません、聞こえません。
実際は起きていることなのに、見れない、聞こえないのです。
子どもの心の叫び声も・・・・
これだけは聞こえるようになりたいものです。
大人の都合で子供を見るのはやめましょう。
バレーボールを通じて
健康な体づくりや
未来の役に立つ動きづくりも大切ですが
社会に出たときに困らないことを教えるのはもっと大切です。
それは
「躾(しつけ)」です。
躾だけは「お」をつけてもよいと言われています。