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by kusanokenji
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第1799話・・・生老病死

御釈迦さんの言われる「人間の四苦」。

き抜くことは辛い。
いることも辛い。
気も辛い。
ぬことは恐い。

人間、死と老いは避けることはできない。お断りもできない。
しかし、
”生き方”や”病気”の方は、心の持ち方、考え方で随分変わってくる。

毎日をどう暮らすか、己の生活態度で良くもなり、悪くもなる。
では、どのようにしたら少しでも実行できるようになるかな、と考えていたら
昨日届いた雑誌「到知」の中に素晴らしい文書を発見!!

『老人必要養草』(ろうじんひつようやしないぐさ)と読む。

これを読んでいると
「なるほどなー」と反省しながら頷くことばかり。
江戸時代のお医者さんが書いたものですが、これがなかなかもの。
これは腰を据えて読みたいものだと思った次第です。
その巻頭言を読むだけで・・・・お~ぉ~!、そうかって感じ。
訳した文章を読むと
「そもそも人の子であるならば、自分の親を養うことを知らなければならない。
鳴き声が騒がしく、くちばしの太い、黒く醜い悪鳥のカラスでさえ、
成長してからは親鳥に養育の恩返しをすることを知っている。
まして万物の霊長たる人間であればなおさらである」と書いてある。

「人は若いうちは血気盛んで何事にも関心をもって取り組むが
注意散漫で、ただ我意を通すことばかりを考える。
そのため学問に努め諸芸を習い励んでも、その多くは練達しない。
四,五十歳になって、日々見聞を広めるうちに、
やがて世事にも通じ知識も自然に多くなる。
言行ともに誤りがなく、知らなかったこと、うまくできなかったことを習得し、
人の道にはずれないようになる。そうなるには歳を重ねないと難しいことである」
人の道に外れない!  うん!

これを読んでいると
「あ~、自分の若いころは・・・・」と反省するばかり。
周囲の人とのご縁のおかげで、人の道を外さずにこれたとは思っているが
飲食や生活習慣など、随分と自然界の法則に背いてきたなと反省しきりである。
暴飲暴食は常、ストレスの中に生き、不自然な生活であったことは確か。
今でこそ、3次会、4次会の後でのラーメンも慎むようになったが
それでも勢いで「え~い、いってまえ!」となってしまうこともある。

序文には
「人として生まれ、父母から与えられたこの身体をどうして疎かにするのか。
世の中には人身保護の術が適切でなく、天寿をまっとうできないことが数えきれないほどある。このようなことを思い嘆いて、この本を書きました」とのことです。

こころして読んでみようと思います。
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by kusanokenji | 2012-02-03 11:15 | ■連載“日々努力”