第1792話・・・着地点をイメージしよう!
2012年 01月 11日
自分も、日本一になったとき、インタビューで何を話そうか・・・・
そんなことばかり考えていました、笑。
夢にまで出てきていました。
しかし現実は、試合のたびに涙。
試合のたびに粉々に打ち砕かれてしまう現実を何年も繰り返してきました。
こういうことを何年も何十年も繰り返してやっとつかんだと思ったら・・・。
もう、そのときは次の着地点が見えてしまっていました。
負け続けても、そのたびに起き上がる習性が身についてしまっていたんでしょうね。
これには自分でも驚きました。
だから「夢よ再び!」というふうにはなりませんでした。
さて、今回の講習会は
「着地点をイメージしていますか」を繰り返し問いかけてきました。
物をつくる作業の中でとても重要なことです。
夢中になってしまうとついつい目の前のことしか眼中になくて失敗します。
全体構成をイメージしながら個々の作業に取り掛かる。
つまり、準備をしっかりやりましよう、という体験です。
作る側の視点から
使ってくれる人の立場になって考える。
いくらいいものを創っても、活用できなければただの作品。
人に喜ばれ、人の役にたつものとは・・・・
こういう体験は
今後の日常生活の中で
仕事にも
バレーの指導にも
活かされてくるのではないかと思うのです。