第1753話・・・次は論語をやろうか?
2011年 11月 11日
「この前の宿題はできていますか?
ノートに書いてきてくれた子もいるけど?(大半ができていない)
ではこの宿題、来週に持ちこしです。」
「克己心の意味?、自惚れの反対は?論語について」
この3つについてノートに書いてくることになりました。
論語?
最近「論語こども塾」が静かなブームらしく、本も結構出ています。
今月号の到知では「孔子の人間学」の特集が組まれるほど。
その中でも「子供論語塾」のことがありました。
以前も、剣道や空手の塾で論語を勉強する記事が掲載されていました。
目的は
「空手だけをやっていても立派な人間にはなれないから。
空手で日本一、世界一になっても精神面でどうかと思うような選手が大勢いる。
それでは空手をやる意味がないんですよ」
そういえば、2~3日前のスポーツ新聞に「オリンピック金メダル選手がセクハラ疑惑」
と大きく載っていました。もう、せっかくの偉業が台無しですね。
何をしたかでなく
どんな人間になりたいか・・・・・その教えが論語。
安岡活学塾の安岡定子さんは
「巧言令色(こうげんれいしょく)・鮮し仁(すくなしじん)」などは
リズムもいいので、必ず子供たちが好きな言葉ベスト3に入ります。
(口先が巧みな者に、誠実な人間はほとんどいないという意味)
以前、ある小学校で、一年生と一緒に体育館で素読をしたのですが終わって教室に
帰ろうとしたときに、椅子をもちながら一列になって
「♪こうげんれいしょくすくなしじん」と言って行進してしていましたね(笑)。
そのくらい好きなんです」と雑誌で対談してしました。
ではベスト3のこの言葉(巧言令色・・・)から来週やってみよう。
論語が面白そうですね。
30数年前に出合った安岡正篤の本には論語がいっぱい。
それはそれは面白かった記憶があります。