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by kusanokenji
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第1748話・・・「祝」か「謝」か

何人かで雑談しているとき
今年12月17,18橋本で行われるバレー塾が30回目を迎える話題になった。

「節目にふさわしい企画を練っているんですよ」
「そうやな、そこで大事なんは『祝』ではなく『謝』やな」
言われてすぐ様ピーンときた彼達は
「あー、あれですね。祝・会社創立〇十周年の話ですね」
「そうや、あれや」

これで方向性が決まる。
考え方の方向性である。
この「方向性」が迷走して定まらないととんでもない会話になる。
節目が
これからの「出発の起点」になるか、「終わりの始まり」になるかの瀬戸際でもある。

大事なのは、過去の頑張りを認めてもらうためのお祝いの集いではなく
頑張らせていただいたことへの感謝の集いにすることがよいという話。
あくまでも謙虚に「反省の上に立つ新企画」を立てることである。
これまで続けてこれたことへの内輪のお祝いよりも
 そのお蔭で迷惑かけた人への反省とお礼が大切ではないか。

そして何よりも優先すべきは
参加してくれたどの人にも「バレー塾に参加してよかったな」と思ってもらえることである。
そのためには「満足」はない。あるのは「反省と勉強」である。
すくなくとも私はそう考えている。
だから「日々努力」「日々新た」「日々成長」なのである。
自分を前面に出す必要はない。
己は小さく他人は大きく、心は丸くの精神である。

我々がやっているのはお客さん(生徒さん)あっての話。
「難しいことをわかりやすく伝える」
「大切なことをサラリと伝える」
そのための研鑽を怠っては、もはや先はない。
大事なのは自分自身の「日々努力」
ふんぞり返る指導者気分、殿様商売であってはならないのである。

これまでお世話になった方々、
足を運んでいただければいつもの通りせいいっぱいやらせていただきます。
by kusanokenji | 2011-11-04 07:52 | ■連載“日々努力”