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by kusanokenji
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第1743話・・・しゃがむ動作

ジャンプ(上に飛ぶ)するにはしゃがまなければいけない。
立ったままではジャンプできないからである。

立ったままの姿は体重が床を押し、同じ力で床から押し返されている姿。
しゃがむには膝を曲げる。
膝を曲げると、一瞬床を押す力が小さくなる。
そのまま支える力が小さいと崩れ落ちるので
瞬間に体重を支えようとする力が働く。

その力はどの筋肉を使っているのか?・・・・
ここが問題である。

スポーツは「しゃがむ動作」が多い。
バレーボールのレシーブがそうだ。

しゃがむ動作は足首や膝が屈曲する動作。
なのに、屈筋より伸筋を使っている。
なぜ?

姿勢の問題である。
座っているイスから立ち上がるときの姿勢。
頭を前にしないと立ち上がれない。
頭を前にすると前部の太もも(大腿四頭筋)が収縮して立ち上がれる。

膝を屈曲させる主な筋肉は太もも裏のハムストリングスという筋肉。
膝を伸ばす主な筋肉は大四頭筋。いわゆる太ももの筋肉である。

しゃがんでいるとき、しゃがむための筋肉より
膝を伸ばすための筋肉が働いているのはなぜ?
体を支える筋バランスが崩れているためである。
ストレッチされながら、しかし逆な方向に収縮している姿。
山を下っている姿と同じ。

膝を伸ばす筋肉である大腿四頭筋のほうが強く働いている姿。
これをエキセントリックコントラクション(伸張性収縮)というが
これが結構きつい。我慢できなくなると膝が伸びてしまう。
プレー中に腰が伸びてしまうのはこのせいだと考えてもいい。

「しゃがむ動作」をもっとスムーズに楽に行わせるにはどうすればいか。
骨盤を水平に置き、上半身をできるだけ垂直に・・・!
この姿勢に近づけると結構楽だ。
ヒントは赤ちゃんの姿。
10か月の赤ちゃんが立ったり座ったりする姿。
おんぶされている姿。ベビーカーに乗っている姿。
膝が90度曲がっているのにスヤスヤ気持ちよさそうに眠っている姿。
ここからきたのが「四股ドリル」
世界的なトッププレーヤーの「サーブレシーブ」のフォームである。
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by kusanokenji | 2011-10-27 09:41 | ■連載“日々努力”