第1700話・・・おむすびⅡ
2011年 08月 22日
8月20,21日に開催されたバレー塾に参加する時、
お昼の弁当はおむすび。自分でつくってくること。
そんな約束をしました。
たくさんあったので指導者の皆さんにも食べてもらいました。
・朝4:30に起きってつくってくれた子
・前の晩に「おむすびの設計図」を書いてつくってくれた子
・姉妹で具材を相談してつくってくれた子
いろいろです。
夏休みは心の教育機関!
ただ遊んだりバレーボールや旅行に充てるだけでなく
「この時期だからこそな体験させておきたい大事なこと」の一環です。
バレー塾も「心の教育」「人間学」を中心に行います。
ただバレーボールだけではもったいない時間だからです。
あるチームの話です。
保護者が監督に抗議します。
「どうしてうちの娘は試合にでないのか!」と・・・。
困る監督・・・・・。
その姿を当事者の子どもは見ていました。
そして、その晩、
「お母さん、お願いだからみっともないこと言わないで!」と
涙ながらに親に訴えました。
心を入れ替えた親は次の日、監督に謝りました。
「いい過ぎてすみませんでした」と。
監督も謝りました。
「試合に出るメンバーの決め方を伝えてなかった自分を反省しています」と。
それからこのチームは「3つの納得」が急速に近くなりました。
子どもの成長で大人も反省し、そして大人も成長していきます。
そんなチームが理想ではないでしょうか。
こんな話も講義の中でしました。